2019/6/29
警視庁のエリートだった北沢秀作(山田涼介)が、犯罪者となり失職して1年あまり。
父・北沢泰蔵(中村梅雀)は自らの経験を書いた著書『没落家族』が大ベストセラーとなり、完全復活を遂げていた。博文(小澤征悦)もAIドクターとしてアメリカで成功、知晶(波瑠)は、AIが選んだ相手と交際順調。小岩井(浅野和之)と楠木(千葉雄大)も執事として北沢家に復帰した。が、秀作だけがパティシエの面接に落ち続けて北沢家の落ちこぼれだった。
そんな中、泰蔵が次回作「教育失敗」のゴーストライターを秀作に持ち掛ける。再起を賭けて頑張る秀作。何度書いても泰蔵に却下されまくる中、博文が貸してくれた作文専門のAI、サユリに原稿を直させるという荒技で、秀作はなんとかゴーストライターとしての地位を北沢家内で確立する。もっともそれは「万引き・カンニング・家庭内暴力」というベタな悪事の羅列で秀作自身を極悪人に描いたものであったが。
だがそうして発売された「教育失敗」が事実のねつ造を疑われ泰藏が大ピンチに。再びのスキャンダルで開かれた家族会議。そこで知晶の衝撃のひと言が…
「だったら秀作の行動を本に合わせればいいのよ!」
果たして秀作はこの難問をクリアして家族の名誉を守り、ピンチをもみ消すことができるのか…?