「ムチャブリ!」第8話 野上豪(笠松将)がいよいよ本性を現す!【見どころインタビュー】
3月1日(水)よる10時 第8話が放送の日本テレビ系水曜ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」。
大牙(志尊淳)からの不意打ちのキスで激しく動揺する雛子(高畑充希)。そんな中、葛󠄀原(坪倉由幸)と野上(笠松将)が浅海(松田翔太)を追い落とすために策略していた罠に大牙が絡んでいることが発覚。まさかの裏切り!?に雛子は・・・。「リレーション・フーズ」に史上最大の危機が訪れる。
「おかげで私は会社も、仲間も、全て失いましたよ・・・」浅海社長のファンを公言しながら、幾度となく雛子たち「プチ・ボナール」を妨害する黒幕「野上フーズ」の野上豪がいよいよ本性を現す。専務の葛󠄀原と手を組む野上が、雛子に憎しみを抱く本当の理由とは?
第8話では、浅海の失脚を目論む葛󠄀原と野上を通し、浅海の過去の素顔が明らかになる。「野上フーズ」の御曹司・野上豪を演じる笠松に、演じるキャラクターのこと、見どころなどを聞いた。
─野上役を演じるにあたってどのように考えて演じていらっしゃいますか?
笠松「監督、プロデューサー、出演者の皆さんとたくさん会話をさせてもらって、みんなで模索しながらアイデアを出し合って撮影しています。その中で、野上がいい人なのか悪い人なのかわからないような感じにしたいと思っています。観るたびに野上のことを好きになったり嫌いになったり、気になってきたり、そういう風に観てもらえるように、いろいろ考えながら演じています。」
ー6話では「あなた自身も、必ず潰します」と憎しみめいたものをぶつけた雛子役の高畑充希さんについては、現場でどのようにご覧になっていますか?
笠松「すごく芯の強い方だと思います。声の使い方、テンポ感、動き方など、それらが全部凝縮されて突き詰めたクオリティで、頼りなくて弱い部分もある雛子のキャラクターが出来あがっているので、テクニカルだなって思いますし、勉強になります。
高畑さんがこの作品をがっつり背負っている感じも格好いいんですが、その苦労を一切感じさせないところはすごいです。僕なんかじゃ力不足ですが、『このドラマをおもしろくできるようにがんばりたい』って気持ちになりますし、『僕もその背負っている荷物持ちますよ』って思わせてくれる方ですね。」
―最後に、8話の⾒どころを教えてください。
笠松「雛子や浅海社長に嫌がらせをしている野上が本当に悪い人間なのか。視聴者の方には少しでも野上を好きになってもらいたいですし、最終回に向けて野上への見方が少しでも変わるように、一生懸命芝居していますので、ぜひ観てもらえるとうれしいですね」
画像:雛子の同僚・柚(片山友希)に近づく野上豪(笠松将)。その本当の狙いとは・・・
■第7話〜第8話ストーリー
前回の第7話は──
浅海(松田翔太)と凛々子(優香)が寄り添っているところを目撃してしまった雛子(高畑充希)は、大ショック。大牙(志尊淳)は傷ついた雛子を抱きしめ「あなたを嫌いなわけじゃない」と不器用に思いを伝えるが、雛子は慰められただけだと大牙の行動をスルーし、誤解を解こうとする浅海の弁明も聞こうとしない。
短期の雇用期間を満了した知美(夏帆)は、雛子の会社の正社員になることが決定。家庭でも職場でも完璧主義者の知美を雛子は心配するが、知美はやる気満々だ。一方、「プチボナール」のテイクアウト専門店で出している弁当を、総合スーパーで全国展開するという仕事を大牙が請け負ってきた。事業拡大のチャンスと意気込む大牙は、宮内(荒川良々)たちから「好きな人にも積極的にアプローチするべきだ」とけしかけられる。
休日に突然押しかけてきて、ゲームをしたり食事を作ったりする大牙に、困惑する雛子。凛々子から雛子への思いを指摘され、「恋は自分の人生に必要ない」と雛子と距離を置くことを決意する浅海。そんな中、雛子の会社はスーパーに弁当を出すための調整でますます忙しくなり、家庭と仕事の両立で追い詰められた知美は、夫と口論になってしまう…!
第8話は──
大牙(志尊淳)からキスされ、激しく動揺する雛子(高畑充希)。そんな中、「リレーション・フーズ」に史上最大の危機が訪れる。「プチボナール」の一番の売りであるソースを含む料理のレシピが、取り引き先に盗まれたのだ。浅海(松田翔太)の失脚を目論む葛󠄀原(坪倉由幸)と野上(笠松将)が、「リレーション・フーズ」に大打撃を与えようとしての罠だったのだが、それに絡んでいたのは大牙で…!
会社に来なくなってしまった大牙。会社を立て直そうと奔走する雛子。自分と野上との確執のせいで雛子の会社が危機に立たされていることに、心を痛める浅海。そんな3人に、想像もしなかった運命が襲いかかる!