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  • #136 吉岡謙一 (パンの耳からクラフトビール)
  • 2024年5月10日(金)放送
  • 今日の冒険者は、吉岡謙一。
    創業100年「栄屋製パン」の専務取締役。サンドイッチ用のパンを作る際に大量に出るパンの耳を活用し、クラフトビールを生み出した。

    ターニングポイントは、大きな打撃を受けたコロナ禍。
    立ち止まり、自分たちのものづくりを見つめ直した。
    これまで「仕方がない」と思ってきた、人に食べられずに消えていく大量のパンの耳を前に湧き上がってきた思い。
    「自分たちが作っている大切なものに、ちゃんと向き合えているんだろうか・・・」。
    そんな時 思い出したのが、パンからビールを作るイギリスの取り組みだった。

    2022年「Better life with upcycle」設立。クラフトビール作りを開始した。
    パンの耳はモルトの一部として活用。クラフトビールにアップサイクルして新たな価値を生み出している。

    手間ひまかけて大切に作ったものを、大切に使い切る。
    そして、人に伝えていく。

    ミライはきっと、変えられる。