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オー!マイ・ガール!!

2008年10月期 火曜ドラマ
ストーリー

第1話

2008年10月14日放送

自称・ケータイ小説家の山下耕太郎(速水もこみち)。
ロマンチックな恋愛小説を書き、売れっ子小説家になることを夢見ながらも、現実は厳しくただケータイ小説で自身の作品を発表するだけ。普段は「週刊タイフーン」の編集部でフリーライターとして働き、菅原編集長(古田新太)の指示のもと色んな仕事をふられては日銭を稼いでいる日々。

ある夜、自宅アパートでふと目覚めた耕太郎の目の前にいたのは超売れっ子女優・大空ひなこ(YOU)。

実は、耕太郎の母親とひなこの父親が、子連れ同士で再婚したため、ひなこは耕太郎の戸籍上の姉。しかし、超自分勝手で、両親が事故死した時にも葬儀を欠席したひなこのことが大っきらいな耕太郎は「俺たちは赤の他人だ。出て行け!」と追い出してしまう。しかしずいぶん会っていなかった彼女がなにをしにきたのかわからない…。

すると、翌朝、ふと目覚めた耕太郎の目の前にいたのは超売れっ子子役の桜井杏(吉田里琴)。

「ママの弟。顔はまあまあね。一緒に暮らしてあげる」と、テレビや映画のかわいい印象とはほど遠く、ナマイキな彼女が突然一人暮らしの耕太郎のアパートにやってきたのだ。

事態を飲み込めない耕太郎だったが、マネジャーの藤峰子(加藤ローサ)から杏は大空ひなこの隠し子で、『杏は弟の耕太郎に預けて下さい』という置き手紙を残して失踪したと聞かされ愕然とする。

勝手にアパートに大きなベッドと荷物を運び入れ、子供らしからぬ大人びた言動と行動で耕太郎を「召使い」扱いで翻弄する杏を「あなたがお世話してください」と峰子に押しつけられた耕太郎はなんとか杏を預からないですむ方法を模索するのだが…。

 

第2話

2008年10月21日放送

耕太郎(速水もこみち)は、杏(吉田里琴)のペースに巻き込まれ、犬のビワまでアパートに同居させることになった。しかし、ある朝、ビワが大家に見つかってしまい、3日以内にアパートを出ていかなければならなくなる。

そんな中、耕太郎の企画が、「週刊タイフーン」で採用された。今年で廃校になる中学校のブラスバンド部の、最後のパレードを追う企画に、編集長の菅原(古田新太)がOKを出したのだ。取材を喜ぶ生徒たちを見た耕太郎は大ハリキリ!

耕太郎が引越し費用を稼ぐためのバイトと取材準備で大忙しの中、峰子(加藤ローサ)は、杏のためにも「杏の母・ひなこ(YOU)のマンションに住めばいい」と提案。しかし耕太郎はそれを拒否。ひなこのところに行くくらいなら、今より古くても安ければいい! と強情をはる。

パレードの前夜、翌日の天気予報は雨。雨天の場合は、パレードが中止になると知った耕太郎は、愕然とする。中止になれば企画はボツ。誌面にも穴をあけてしまう。耕太郎は頭を抱え、杏にまで八つ当たりしてしまう。しかし、翌日は、奇跡的に晴れだった。

大喜びで取材をする耕太郎のケータイに、峰子から杏がドラマの撮影中に倒れたという連絡が入り――

 

第3話

2008年10月28日放送

耕太郎(速水もこみち)、杏(吉田里琴)、犬のビワ、そして、峰子(加藤ローサ)までが同居を始めたマンションに、突然、峰子の父・岩男が訪ねてきた。耕太郎を峰子の同棲相手と勘違いした岩男はカンカン。峰子を鹿児島に連れて帰ると言う。峰子の仕事ぶりに納得したら帰るという岩男の言葉を聞き、杏は峰子をデキる女に見せる作戦を実行すると宣言。「協力しないと家賃を倍にする」と脅された耕太郎も巻き込まれ、峰子に協力することに…。

そんな中、峰子は事務所の社長から韓流スター、パク・ヨンジェのイベントという大仕事の仕切りを任される。

 

第4話

2008年11月4日放送

耕太郎(速水もこみち)の『オトコの子育て大研究』という企画が採用される。

そんなある日、真貴子(ともさかりえ)に急な残業が入り、耕太郎が真貴子の一人息子・ノゾム(加藤清史郎)を預かることになった。耕太郎と一緒にひなこのマンションに帰ったノゾムは、「パパになって欲しい」と大はしゃぎ。

翌日、自分の企画に“記者の1日パパ体験”を入れようと考えた耕太郎は、真貴子に頼んでノゾムを預からせてもらった。擬似パパ体験を楽しむ耕太郎を見た杏(吉田里琴)は、二人が楽しそうに遊んでいるのがおもしろくなく、ワガママを言い出す。

一方、真貴子たちの前に、別れた夫・原(長谷川朝晴)が現われる。ノゾムが通う保育園にまで来て、「ノゾムとの時間を取り戻したい」と言う原に、ノゾムは、「自分にもパパがいた」と喜ぶが、真貴子は原を拒絶する。

真貴子の抱えている事情を聞いた耕太郎は、真貴子がノゾムを原から遠ざけるために新しい保育園を見つけるまで、ノゾムを預かることを約束。しかし、耕太郎が再びノゾムを連れて帰ったことでイライラがピークに達した杏は、ノゾムと取っ組み合いのケンカになり…。

 

第5話

2008年11月11日放送

杏(吉田里琴)が映画で主演女優賞を獲得するなど華々しい活躍をする中、小説の新人コンクールに落選し、ケータイ小説のアクセス数も一向に増えないという、さっぱり夢が叶わない耕太郎(速水もこみち)。

ある日、落ち込んでいる耕太郎にある出版社から朗報が。なんと、耕太郎が以前、コンクールに応募した小説『虹色のメール』を出版して本にしたいというのだ。

さっそく担当の編集者・浅倉ユカリ(岩崎ひろみ)と会った耕太郎は、「次はあなたがベストセラー作家になる番だ」と言われて大喜び。しかし、出版のためには、作品への加筆を1週間以内にしあげること、さらに、保証金80万円を用意することが条件だという。原稿は張り切って書き上げると約束したものの、保証金の金額に頭を悩ませる。

しかし、夢をあきらめたくない耕太郎は、ようやくつかんだチャンス、中途半端にやって後悔したくないと決意。カニブックスで「ライターの仕事を辞める」と菅原(古田新太)に宣言し、昼は日払いのアルバイト、夜は原稿執筆という生活に。さらに、杏や峰子(加藤ローサ)を巻き込んで節約生活をはじめるが…。

 

第6話

2008年11月18日放送

峰子(加藤ローサ)の誕生日が翌日だと知った杏(吉田里琴)は、耕太郎(速水もこみち)に、真貴子(ともさかりえ)やノゾム(加藤清史郎)を呼んでパーティーをしようと、大はしゃぎ。

誕生日パーティーの日、杏は、耕太郎に峰子へのプレゼントを用意しろという。しぶしぶ買い物に出た耕太郎は、峰子へのプレゼントを買うついでに、杏とノゾムのためにもささやかなプレゼントを用意した。しかし、ひなこ(YOU)から杏に、1ヶ月遅れの誕生日プレゼントが到着。ママからの思わぬプレゼントに、飛び上がって喜ぶ杏の姿を見た耕太郎は、自分が用意したプレゼントを渡すことができず、「やっぱり母親にはかなわない」と実感する。

そんな中、石坂(鹿賀丈史)から「ひなこが帰ってくる」と聞いた杏は、予定より1ヵ月も早い帰国に大喜び。それを聞いた耕太郎は「俺はお前の母親が嫌いなんだ。だから顔を合わせたくない。帰ってくるならもう俺がここにいる必要もない」とマンションを出て行くことを決め…。

 

第7話

2008年11月25日放送

『桜井杏特集』の企画を耕太郎(速水もこみち)から引き継いだ石田(岡田義徳)は、耕太郎とひなこ(YOU)が戸籍上の姉弟であることをつきとめる。

ひなこと杏(吉田里琴)を母子だと疑う石田は、杏に主演映画の取材を申し込み、インタビューの場で直接杏に質問をぶつけるなど取材をすすめ、『桜井杏の母親は、あのお騒がせ女優、大空ひなこだった!』という記事原稿を菅原(古田新太)に提出。

杏が傷つくことを恐れた耕太郎は、こんな記事を世の中に出すなんてありえない! と石田にくってかかり、峰子(加藤ローサ)は、記事の掲載を止めてもらおうと石坂(鹿賀丈史)に訴えるのだが2人の力ではどうにもならない。

ついに杏のヒミツが世の中に出ることになってしまい…。

 

第8話

2008年12月2日放送

大空ひなこ(YOU)の隠し子だったことが世間にバレ、杏(吉田里琴)のもとへマスコミが押し寄せる中、石坂(鹿賀丈史)は「ひなこが帰国したら、盛大に記者会見を開いてやる」と約束し、杏を納得させる。耕太郎(速水もこみち)と峰子(加藤ローサ)は、そんな杏を心配しながらも、自分たちが守ろうと決意する。

そんな中、菅原(古田新太)に呼び出された耕太郎は、翌日発売される『週刊モザイク』のコピーを見せられて驚く。石田(岡田義徳)が書いた“スクープ第2弾”と題された記事には、なんと杏の父親の実名が書かれていたのだ。石田に話を聞いた耕太郎は、状況証拠が揃っていると言われ、さらにショックを受ける。その父親の名は杏の事務所の社長・石坂と書かれていたが、それを知った杏は…。

 

最終話

2008年12月9日放送

音信不通だったひなこ(YOU)が突然帰国し、ハリウッドのオーディションに受かったので杏(吉田里琴)も一緒にハリウッドに行こうと言う。耕太郎(速水もこみち)と峰子(加藤ローサ)は驚くが、杏は「ママが帰って来た」と大喜び。

不在の間、何が杏に起こっているかも知らないノー天気なひなこ。耕太郎はひなこに「杏とちゃんと話をしろ! 杏の事、娘だって世間に認めてくれ」と言い残し、自分のアパートに戻ることを決めた。

しかし、気ままなひなこは杏ときちんと話をする機会を持たない…。

アパートに帰った耕太郎の部屋には、杏がいた。「コータローが寂しいと思って」と無邪気にふるまい、ひなこのいる家に帰ろうとしない杏に耕太郎も峰子も心配に…。

そんな中、映画の撮影現場でリポーター達に囲まれた杏は、「大空ひなこさんは私のお母さんじゃありません」と言ってしまい…。

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