ヘリクツの天才が奏でる究極の家族愛!
この物語の主人公は、世間一般でいうダメ男である。31歳。大学中退後コーヒーにはまり起業したものの失敗。6年前から無職のニート。自分でも何とかしたい気持ちはある。だが彼には口げんかだけは誰にも負けない・・・という特殊能力があり、ヘリクツを駆使し、自分のダメさを誤魔化し続けて生きてきた。
ところが・・・。「夫が残した喫茶店を営む母親」に寄生しながら生活している彼の人生が、「マイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んでくる姉家族」によって一気に動き出す・・・。弟のヘリクツを「単なる現実逃避」と断じ、弟がこうなったのは母さんにも責任があると詰め寄る姉。痛いところを突かれ揺れる母。果たして彼は攻撃に耐え、この災難を乗り越え、自立する事が出来るのか・・・?
令和の時代の家族とは?生きるとは?これは30代でニート、親元にいる男子がざらに居る今の日本、このドラマはそんな「変わるのが怖い、しんどい」がゆえにヘリクツをこきまくるダメ男の、奮闘や挫折やしょうもなさと、それに翻弄されながら絆を深めていく家族を笑いながら見守るホームドラマです。