#744 『大内宿の一斉放水』(18/9/30 放送)

福島県 下郷町 大内宿

大内宿は、会津城下と下野の国を結ぶ全長130キロメートル(32里の区間)の中の宿場町。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。大内宿は茅葺屋根の集落で、火災には特に気を使っており、年に一度3分間だけ防水訓練が行われます。この日、大内宿では、一斉放水の音が聞こえてきます。

#744

■ DIRECTOR'S COMMENT

一本道を進み、そばの花咲く山道を行くと茅葺屋根の集落が現れます。大内宿の朝は早く、朝の9時には商店が開店準備を始めていました。夕方には、ランドセルを背負った子供たちが「ただいま」と集落に帰ってきます。きっと不便なこともあるでしょうけど、歴史的にも貴重な建物となごやかな空気に包まれる場所に暮らしている子供たちが少しうらやましく思えました。(益子さおり)

■ ACCESS

新白河駅から大内宿まで車で約1時間10分

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