#764 『ばんこもち』(19/2/17 放送)
福井県 池田町
ばんこもちは、池田町に古くから伝わる農家の保存食。丸太の切れ端（ばんこ）に似ていることから、名がついたといわれています。草丈1m以上のオオヨモギをもち米とうるち米と練り合わせて、円盤状にしたあと、2週間ほど干して完成します。この町には、そんなばんこもち作りの音があります。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回の撮影地、福井県池田町は岐阜との県境にあります。町の面積の9割が森林で、コンビニはなく、信号も2つだけ。そんな自然豊かな町にある「ふるさとそば道場」でばんこもち作りの様子を撮らせて頂きました。初めて目にし食べたばんこもちは、オオヨモギのいい香りがし、それでいてクセのない素朴な味がしました。ばんこもちも美味しかったですが、お昼に頂いたお蕎麦の美味しかったこと！「ふるさとそば道場」という名の通り、本来はそば処。また福井での撮影があったらよる可能性大です。（千葉朋寛）
■ ACCESS
米原駅から武生駅まで電車で約1時間