#788 『エゾセンニュウの鳴き声』(19/8/11 放送)
北海道 弟子屈町
エゾセンニュウは、名前は漢字で書くと「蝦夷潜入」。蝦夷に潜入しているという意味で、「潜入」はほとんど姿を現さず見つけ辛いことからついた名前と言われています。鳴き声がホトトギスに似ているところから、エゾホトトギスとも呼ばれています。ホトトギスとは違い、エゾセンニュウは夜に鳴くのが特徴です。
■ DIRECTOR'S COMMENT
これまで多くの鳥を撮って来ましたが、このような小鳥で夜中に鳴き続ける鳥を初めて見ました。多くの小鳥は朝と夕に活発になることが多いのですが、夜は狙われやすい事もあるため、身を隠している事が多いように思います。なぜエゾセンニュウが夜に鳴くようになったのか、その生態がとても気になるところです。それにしても「鍵かけたか?鍵かけたか?」と鳥が言ってくれるとは。。北海道の人は素敵です。(村上宗義)
■ ACCESS
釧路空港から弟子屈町まで車で約1時間30分