#797 『辛子蓮根作り』(19/10/13 放送)
熊本県 熊本市
「辛子れんこん」発祥の店の「森からし蓮根」。夏場は１日2、3000本を製造しており、年末の繁忙期は一日中フル稼働で2、3万本にも製造します。寛永9（1632）年、先祖の平五郎が、病弱だった細川家初代熊本藩主忠利に栄養食として献上したのが起源とされています。工場からはそんな伝統の音が聞こえてきます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回伺った辛子蓮根の工場では常に送風機の音も響いていました。辛子味噌を穴に詰める撮影にあたり、その送風機を何度か止めて撮影をさせて頂く事もありました。なぜそれほど送風機を使うかというと、辛子の成分が漂い、目が開けられなくなるからなのです。たった数分、送風機を止めて頂くだけで撮影している私も目から涙が、、、。これを繁忙期には5000本も作るというのだから、職人さんたちには頭が下がります。。（村上宗義）
■ ACCESS
熊本空港から森からし蓮根本店まで車で約1時間