#799 『競走馬の蹄鉄打ち』(19/10/27 放送)
北海道 千歳市
馬の蹄(ひづめ)は、人間でいうと爪にあたり、蹄鉄を打つことで蹄の保護や摩耗防止、運動性を高めることができます。蹄は一か月で9mm程成長するので、蹄を切り調整しながら蹄鉄を打ちますが、これは熟練の職人のなせる技です。厚くて大きい蹄をザクザク削る音や、蹄鉄を打つ音など、様々な職人音が聞こえてきます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
北海道千歳市にある社台ファームさんで撮影させて頂きました。競走馬の日本一の産地と言っても過言ではない牧場です。蹄鉄は専門の職人さんが、馬の蹄の形をしっかりと見極めて微調整しながら作り上げます。一頭の馬にかかる時間も40分程度と手際良くて馬も嫌がる素振りも見せず、まさに人馬一体の作業工程でした。(亀井清行)
■ ACCESS
新千歳空港から社台ファームまで電車で約30分