#807 『フェスティビタス ナタリスのグレゴリオ聖歌』(19/12/22 放送)

長崎県 南島原市

戦国時代、西洋学校が南島原に創立され、キリスト教、西洋音楽、ラテン語などが子どもたちに教えられていました。キリスト教の催しの際には、当時のキリシタン大名、宣教師、西洋の人々、西洋学校の生徒が行列を作り、有馬の大天主堂まで練り歩いていました。「フェスティビタス ナタリス」は、その当時を再現するクリスマスの行事。400年以上も前にこの町で歌われていたグレゴリオ聖歌も再現します。

#807

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回、南島原市内の風景を撮るために、島原・天草一揆の合戦の地である原城跡や、有馬のセミナリヨ跡などの史跡をまわりました。今となっては“跡”になっている何もない場所ですが、当時の宗教弾圧の歴史を思うと、心にぐっと刺さるものがあります。フェスティビタスナタリスは、そんな島原の歴史を知ることができる町の行事です。南蛮料理も再現していて、パエリアを食べました!ポルトガルのワインもお土産にいただいてしまいました!(森野好)

■ ACCESS

長崎空港から南島原まで車で約1時間30分

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