#852 『尾瀬の木道で聞こえる音』(20/11/1 放送)

尾瀬国立公園

群馬、新潟、福島、栃木の4県にまたがる広大な尾瀬国立公園。秋には一面の草紅葉が広がり、見渡す限り金色に染まります。季節によって色を変える尾瀬は、学術上も貴重な動植物がたくさん生息しています。尾瀬の風景の一つでもある木道は、もともとは人々が湿原などのぬかるみに倒木などを並べ、その上を歩いたことが始まりと言われており、現在は、人々の踏み付けから湿原を守ることへと役割は変わりました。木道では、行き交う人々の足音や、熊よけの鐘、熊鈴など様々な音が聞こえてきます。

#852

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回、尾瀬保護財団の方やガイドさん、歩荷さん(山小屋に食べ物や生活必需品を運ぶ職業の方)など、様々な方にご助言をいただきながら、撮影の企画を進めました。「夏が来れば思い出す~」の歌でも有名な尾瀬ですが、尾瀬は季節によって、ミズバショウの綺麗な5~6月、ワタスゲやニッコウキスゲが一面に広がる夏など、様々なシーズンがあります。今回は、秋に鳩待峠~尾瀬ヶ原(比較的初級者ルート)で撮影をしたので、次回は別の季節、別ルートにも行ってみたいと思いました!(森野 好)

■ ACCESS

上毛高原駅から鳩山峠まで車で約1時間30分

PAGE TOP

PAGE TOP