#1014 『のごみ人形作り』(24/1/14 放送)

佐賀県 鹿島市

のごみ人形は、鹿島市の郷土玩具の土鈴。干支や動物などの人形があります。原料の土を石膏型に入れ、約1cmの土の玉を入れて型を貼り合わせ、乾燥させ窯で焼きます。白塗りし、絵付けをしてから、最後に竹の皮を穴に通し、い草で結びつけて完成。のごみ人形は、1945年、終戦後の混乱と飢えの中、すさみがちな世相に、「潤いと楽しさを」という思いから創られました。地元の祐徳稲荷神社で魔除けや開運人形として売り出され、今では多くの方に親しまれています。また、年賀切手のデザインとして、昭和38年うさぎ鈴、平成3年ひつじ鈴、平成26年稲荷駒と、3度採用されています。

#1014

■ DIRECTOR'S COMMENT

この度は、「のごみ人形工房」さんにご協力を頂いて撮影をさせて頂きました!のごみ人形は、素朴なデザインや音で、どこか懐かしさを感じる人形です。工房は分業制になっており、撮影の日は各作業場で、工房の皆様に大変お世話になりました。お土産に一つ人形を頂いてしまいましたので、早速自宅に飾らせて頂きました。今年は辰年。皆様にとって幸せな1年になりますように(森野 好)

■ ACCESS

「佐賀空港」から「鹿島市」まで車で約1時間

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