#1044 『大原祇園の宵宮祭』(24/8/11 放送)

滋賀県 甲賀(こうか)市

大鳥神社の祇園祭は、夏季の水稲の守護神、疫神としての働きをする夏祭です。その歴史は古く、応永22年(1415年)から祭礼が行われていると言われ、その壮観・華麓さは夏をいろどる風物詩として親しまれています。祭礼日は毎年7月23・24日で、23日に行われる祭礼は宵宮祭と呼ばれ、各集落から灯籠を人々の頭に載せて宮入りし「インヨーイソーラ」と歌って灯籠をぶつけあいます。クライマックスでは、拝殿正面の広庭において大原中の踊子が左右5人ずつ並び、獅子の舞火取式をおこないます。

#1044

■ DIRECTOR'S COMMENT

今回の撮影地は滋賀県甲賀市甲賀町の大鳥神社でした。忍者でおなじみの甲賀。皆さんはご存知でしょうか、甲賀市の読み方を。「こうがし」ではなく「こうかし」なのです。2004年に5つの町が合併して甲賀市が誕生し、そのタイミングで市名の読みを「こうか」にしたんだそうです。忍者ハットリくんのアニメを観ていた身としてはケムマキくんのふるさとが「こうが」ではなく「こうか」なのはちょっとさみしいな・・・と思ってしまいました。(千葉朋寛)

■ ACCESS

「甲賀駅」から「大鳥神社」まで車で約5分

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