#1049
『ぶくぶく茶』(24/9/15 放送)
沖縄県 那覇市
琉球茶道とも言われる「ぶくぶく茶」は、琉球王朝で 賓客をもてなす時に振る舞われていたといわれています。今回ご紹介したぶくぶく茶は、煎った白米を煮出した湯とジャスミン茶を混ぜて泡立て、その泡を 玄米を煎じた湯の上に乗せて一緒に飲みます。香ばしいお茶に、泡で柔らかさが加わり、ほっと癒される絶妙な味わいです。この泡は、琉球石灰岩を通って湧き出た水など、沖縄ならではの硬水を使うことで上手く泡立ちます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回は、「琉球の茶道あけしのの会」の皆さんにご協力をいただき世界遺産「識名園」の庭園の一角をお借りして、琉球王朝時代を思わせる琉装の女性たちによる野点のイメージでロケを行いました。那覇市には、ぶくぶく茶が飲める喫茶店が多数あり、中には自分で点てる体験ができる喫茶店もあります。興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。※「識名園」では、普段ぶくぶく茶の喫茶などは行っておりません(島袋みさと)
■ ACCESS
「那覇空港」から「識名園」まで車で約30分