#1051 『花火動乱蜂』(24/9/29 放送)

福岡県 久留米市

花火動乱蜂は約370年前より伝わる神事で、悪疫退散と五穀豊穣を願って花火を奉納したことを起源とする祭りです。毎年9月15日に行われ、福岡県の指定無形民俗文化財にも指定れています。蜂の巣をつついた時に、中の蜂がいっせいに飛び出し、怒り狂って飛び散るように上がる火炎の様子が、その名の由来とされています。「親蜂」「小蜂」「爆音」「仕掛」などと呼ばれる仕掛花火で組み上げられた「蜂ノ巣」。そんな火薬をつめた直径2.5m、高さ4mの「蜂の巣」に点火されると、大音響とともに火花が夜空に舞います。

#1051

■ DIRECTOR'S COMMENT

福岡県久留米市にある王子若宮八幡宮の「花火動乱蜂」は地元の人たちをはじめ、沢山の人々が訪れる秋の風物詩です。とは言え撮影した日も猛暑日で、しかも数千人という人たちが集まり会場は熱気を増していました。花火が打ちあがると大歓声が上りますが、その音を打ち消すようにさらに大きな花火の音が会場に響き渡りました。クラウドファンディングにも取り組み伝統を守りながら新たな情報を発信して行きたいとお話をしていました。(亀井清行)

■ ACCESS

「JR御井駅」から「王子若宮八幡宮」まで徒歩約15分

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