#1053
『ハロウィーンのかぼちゃランタン』(24/10/13 放送)
長野県 諏訪郡 原村
諸説ありますが、ハロウィーン起源は、紀元前の古代ケルト人が行っていた悪霊を追い払うための宗教的なお祭りとされています。元々、古代ケルト人はかぼちゃではなく、カブでジャック・オ・ランタンを作っていました。しかしケルト人がアメリカに渡り、ハロウィ-ンがアメリカで広まった際にアメリカではあまりカブを食べる習慣がなく、生産量が少なかった事からカブからかぼちゃに変わったといわれています。今回の取材した八ヶ岳中央農業実践大学校では、およそ7000平方メートルの畑でハロウィーンの飾りなどに使うオレンジ色のかぼちゃを育てています。9月下旬から10月にかけておよそ1万個が収穫され、テーマパークやホテルなど、全国各地に出荷されるほか、大学校の直売所でも販売されています。
■ DIRECTOR'S COMMENT
今回撮影でお世話になったのは八ヶ岳中央農業実践大学校。農業や酪農を実践的に学べる学校です。JR中央本線の茅野駅から車で20分ほどで牧場のようなキャンパスに到着します。ハロウィーンのかぼちゃは毎年約1万個の収穫があり、全国各地に出荷しているんだとか。学校の直売所で販売することもあるそうです。直売所では学校で生産したソフトクリームなどの乳製品も販売しています。私のおすすめはコーヒー牛乳です。(千葉朋寛)
■ ACCESS
「JR茅野駅」から「八ヶ岳中央農業実践大学校」まで車で約20分