#1057
『足助祭りの火縄銃』(24/11/17 放送)
愛知県 豊田市 足助町
足助祭りは、足助八幡宮のお祭りです。 文正元年(1466年)に再建された本殿は国の重要文化財に指定されています。遺されている文化財も多く、特に慶長17年(1611年)に奉納された「鉄砲的打図板額」は、東京オリンピックで射撃競技のプログラムの表紙に使用されました。1700年代中期以前より、現在に近いの形のお祭りが行われており、西町、新町、本町、田町の4台の山車が有り、町内を引き回します。また、町内各所にて警固と呼ばれる鉄砲隊による火縄銃を実際に撃つ実演が行われ、祭りを盛り上げます。
■ DIRECTOR'S COMMENT
夜明け前から始まった火縄銃ロケ。一番最初にやったことは耳栓をすること。鉄砲隊の方達は和紙の切れ端を丸めたものを耳につめていました。これだと爆音をやわらげつつ、会話は聞こえるとのこと。私も真似してみるとたしかに耳に栓をしているわりには、会話はしっかり聞き取れました。もちろん何度か耳がキーンとなりましたが和紙耳栓のおかげで無事に爆音ロケを乗り切りました。(千葉朋寛)
■ ACCESS
「名鉄豊田市駅」から「足助八幡宮」まで車で約35分