2024年7月15日(月・祝)よる7時00分~9時54分 放送「はじめてのおつかい 笑って泣いて夏の大冒険SP 2024」
- 【MC】
- 所ジョージ、森口博子
- 【ゲスト】
- 桜井日奈子、ファーストサマーウイカ
藤岡弘、、辺見えみり、山里亮太
<五十音順>
①『熱中症ゼリー』茨城県・結城市(ゆうきし)
陽音(おと)ちゃん 4歳3か月
新緑芽吹く5月、おしゃべりな女の子に出会いました。陽音(おと)ちゃんは三姉妹の末っ子。最近はなんでもママの真似するようになり、お手伝いも得意げです。
田んぼで作業するおじいちゃんとお父さんに、熱中症予防のため塩分多めのゼリーを届けます。
まずは材料のおつかいから。ゼラチン、スポーツドリンクの粉、塩昆布、紙コップ、お父さんのために日焼け止めを買います。巨大な店内には7万点以上の商品があって探すのは大変そう。でもおしゃべりな陽音ちゃんは迷うことなく店員さんに声を掛けました。親切な店長さんにも助けられ、おしゃべりしながら楽しく買い物が進み、お礼もちゃんと言えました。塩昆布は忘れちゃったけど、次は直売所でおじいちゃんの大好きなトマトを買います。直売所では新鮮なトマトを自分で獲ることに。おじいちゃんはどうしてもこの経験をして欲しかったんです。帰りは両手に荷物がいっぱい。かごからはトマトがはみ出しそうです。無事にたどりつけるでしょうか?
歩きながら自作の歌を口ずさむ楽しいおつかいとなりました。
② 『白いピーマン』兵庫県・宍粟市(しそうし)
凪(なぎ)ちゃん 5歳0か月・光(ひかり)くん 3歳7か月
子育てするなら自分が生まれ育った大自然の中で、と結婚を機に戻ってきたお母さん。自慢の薪ストーブも今シーズンは今日が最後です。最後にピザを作ることになっていますが6人分のピザを作るのに材料が足りません!「凪(なぎ)たちが二人で行ってくるよ!」と姉の凪ちゃん。続いて「二人で行ける!」と弟、光(ひかり)くん、何かと口をはさみます。トマトとイチゴ、白いたまねぎを頼みました。白いたまねぎは今が旬の新たまねぎ。地元ブランドの宍粟牛とおじいちゃんの差し入れにお茶も頼まれました。
「気を付けてねー!」と送り出すお母さんは二人以上に緊張しています。おつかいに出すと決めてから、毎日が不安で仕方なかったそう。
そんな心配をよそに着実にお店へと向かう二人。しかしお肉屋さんでは店員さんとお姉ちゃんの会話に割り込み、おじいちゃんの畑ではお茶を渡してさっさと切り上げ、道中では突然のお昼寝タイムに入ろうとする自由な光くん。ようやく道の駅にたどりつきましたが真っ先に向かったのは恐竜の卵のおもちゃ、ついでにお菓子も。予想外の出費です。続いて野菜売り場に向かいます。買うものを確認するうちに「白いたまねぎ」が「白いピーマン」になっちゃった!
真剣におつかいをやりとげようとするお姉ちゃんと、自由奔放な弟とのやりとりにクスっと笑えるおつかいです。
③『青空応援団』宮城県・仙台市(せんだいし)
璃月(りつき)くん 3歳5か月
美容師をしているご両親は璃月(りつき)くんの誕生をきっかけに独立し開店、
その内装を担当してくれたのが社会人応援団の団長・平さんでした。依頼があればどこへでも行き、たくさんの人へ応援を届ける“青空応援団” 。子どもにとってかっこいい父親でありたいという気持ちからお父さんは入団を決めました。そんな応援団に入ることは璃月くんの夢でもあります。お兄ちゃんが誕生日を迎える今日、内緒で青空応援団にきてもらうことに。だから今日は璃月くんも一日応援団員!一人でバスに乗りお父さんが忘れた学ランを家まで取りに行くおつかいです。
しかし優しいお父さんとお父さん似の璃月くん、お父さんの説得が伝わらず、「一人ではさびしい」となかなか出発できません。
そこでお父さんは一大決心、お店の外にも響きそうな大きな声で璃月くんにエールを送ります。すると、璃月くんの顔つきが変わりました!気持ちが通じ合った二人。
さあ、出発です。
⇒ あれから8年
小学6年生になった璃月くん、今はどんなことに夢中でしょうか
④ 『富士山のレトロ商店街』山梨県・富士吉田市(ふじよしだし)
華乃音(かのん)ちゃん 4歳1か月
富士山がそびえる山梨側の玄関口、富士吉田市。大好きなママに憧れる女の子、華乃音(かのん)ちゃんは「一人でできるよ」が最近の口癖。お母さんはそろそろかなとおつかいに出すことにしました。
パパは商店街で串焼きのお店を出しています。足りなくなった串を近所のお店に貸してもらい、届けるおつかいです。パパの頼みに「うん」と返事をした華乃音ちゃんでしたが、いざとなると「一人じゃいけない」と突然弱気になってしまいました。失敗することが苦手、だからはじめてのことは不安なんです。そんな気持ちも、気持ちの切り替え方もわかっているのはさすがお母さん!涙が止まって出発です。
一人で歩き出した華乃音ちゃん、横断歩道を一人で渡れたら緊張がほぐれてきたみたい。歌を歌いながら商店街に到着します。
いつもお世話になっている近所のお店で、頼まれていた串を「100本ください」と伝えると渡されたのはなんと8本の串!「100本」が「8本」に!
意気揚々とパパに届けて自慢げに渡しますが数が足りない!パパに頼まれてもう一回行くことに…しかしまたもや「8本」と伝わってしまい…どうなるおつかい?
⑤『アンパンマンのケーキ』沖縄県・石垣島(いしがきじま)
妃夏(ひな)ちゃん 3歳0か月・朱夏(しゅか)ちゃん 3歳0か月
一直線で生真面目な性格の妃夏(ひな)ちゃんとおてんばで甘えん坊の朱夏(しゅか)ちゃん。顔はそっくりだけど性格は正反対の双子です。3歳になったらおつかいに行かせようとお母さんは考えていました。コーヒー豆とジュースを買い、二人の誕生日のためアンパンマンのバースデーケーキを買いに行きます。二人はおまもりをさげ、手をつないで出発しましたが、いきなり足並みが乱れます。いつもの道とおつかいのためにお母さんに教わった車通りが少ない道、右と左、二人の意見が分かれます。妃夏ちゃんが引っ張ってお母さんの道に進みました。次は信号、妃夏ちゃんが押します。いつも通る信号ですが青になっても朱夏ちゃんが渡ってくれません。信号は赤になってしまいました。ようやく渡った二人、やっと足並みがそろいましたが、もうすぐお店というところでまた朱夏ちゃんが止まりました。わけがわかりません。
⇒あれから6年 そしてさらに12年 あれから18年
二人はどんな大人になっているでしょうか
⑥『自動運転バス』愛媛県・伊予市(いよし)
凛(りん)ちゃん 5歳0か月・澪(みお)ちゃん 3歳0か月
伊予灘に面したこの街を走る自動運転バスでおつかいに行くのは、まじめで約束をきちんと守りたい姉の凛(りん)ちゃんと明るくマイペースな妹の澪(みお)ちゃん。「5歳と3歳になったらおつかいに行く」とお母さんと約束していました。
四国初の自動運転バスは高齢者が病院や買い物に行く際に役立てば、と民間と市が共同で導入しました。買い物をしてバスに乗り、ひいおばあちゃんに届けるおつかいです。二人のおつかいには5つの約束がありました。①挨拶をする ②手をつなぐ ③白い線からはみ出さない ④あきらめない ⑤ケンカをしても仲直りする
まず ④の「あきらめない」を合言葉に、二人は約束通り ②手をつなぎ、笑顔で出発、と思ったらさっそく澪ちゃんがころんじゃった!でも「あきらめない」で立ち直り、前に進むたくましい二人です。
実はこのおつかい、お店の中で、バスの中で、歩きながらとハプニングが続出!!
それでも二人は「あきらめないでどんな時も♪」
⑦『じいじのメロン』静岡県・袋井市(ふくろいし)
俐都(りつ)くん 3歳8か月
おつかいに行く俐都(りつ)くんのおじいちゃんはひと玉数万円もする最高級の「クラウンメロン」を育てています。もちろん俐都くんの大好物。おじいちゃんからの電話でおつかいが始まりました。メロンの支柱を固定するビニール紐を買って温室まで届けます。「道わかんない」と玄関先でウロウロ。カメラマンに道を聞いて出発するも30mで休憩、お茶を一口。気が進まない様子ですがそこに同級生がやってきて「がんばってね」と励まされちゃった俐都くん、お店に向かって走り出しました。お店では一人言をつぶやきながらウロウロと探している様子。レジに向かい「これください」と言ったのですがお店の人には「くるくる」と聞こえたようで、続いて「黄色いやつ」と言ったので「黄色いくるくる」が無線で全店員さんに伝わりました。店内大捜索の始まりです!
⑧『石垣迷路』愛媛県・愛南町(あいなんちょう)
かのんちゃん 4歳2か月
愛媛県愛南町外泊(そとどまり)は西浦湾に面した石垣の里。冬の季節風や高潮から守るため、石垣を高々と積み上げた家々が並ぶ集落です。
おつかいに行くのはかのんちゃん。おばあちゃんとお父さんと暮らしています。まずは切手を買いに行きます。この集落に郵便局はありません。かつてはタバコ屋さんだったお家。ここで切手を買い手紙をポストに入れます。坂道を下り到着、おばちゃんにお願いしましたが50円切手しかありませんでした。お父さんに聞くため一度家に戻ります。急な坂道を2往復半でやっと投函。次は本番、お墓のお世話をして、ひいおばあちゃんにおかずを届け、隣町にケーキを買いに行きます。集落の中は急な坂の石の道。しかも複雑で道幅がせまくスタッフが自由に動けそうにありません。そんな不安をよそに元気よく出発したかのんちゃん、しっかりした足取りで進んでいきます。しかも走った!スタッフも一斉に大移動でカメラマンも大混乱です!
⇒ あれから13年
高校三年生になったかのんちゃんです。坂の途中の家はあの時のまま。