藤城 沙都子さん 広島県・主婦
「土の中のお友達コロッケ」
土の中で育った具材で作る栄養満点コロッケです!
山いも(300g)
大根(2cm)
にんじん(3cm)
バターピーナッツ(30g)
むき身のアサリ缶詰(約20粒)
洗いごぼう(1本)
塩こしょう(少量)
粉末和風だし(少量)
小麦粉(大さじ3強)
卵(1個)
〈ソース〉
ピーナッツバター(大さじ3)
アサリ缶詰の汁(少量)
お好み焼きソース(大さじ3)
ラー油(適量)
【手順1】
山いもを一口大に切り、ラップをして電子レンジで5分30秒程温めます。耐熱用ポリ袋に入れ、麺棒で叩いてつぶし、塩こしょうを加えます。
【手順2】
別のポリ袋にピーナッツをいれ、こちらも叩いて適度な大きさに砕きます。
【手順3】
大根、にんじんを5mm角に切り、電子レンジで2分程温めます。粉末和風だしを振り、味を馴染ませます。
【手順4】
(1) に(2)、(3)、アサリのむき身を加え、よくもみながら混ぜ合わせます。
【手順5】
ごぼう(2/3本)をスライスし、水にさらします。
【手順6】
ボウルに卵、小麦粉を入れてよく混ぜます。ここに水気をきった(5)を加え、さらに混ぜ合わせます。
【手順7】
(4)を3等分し、(6)にくぐらせます。ごぼうが取れないよう軽く握り成形します。
【手順8】
(7)を180℃の油できつね色になるまで揚げます。
【手順9】
残りのごぼうをピーラーでスライスし、ポリ袋に入れます。小麦粉を加え、ごぼう全体に粉がついたら、油でカリッとするまで揚げます。
【手順10】
ピーナッツバターをアサリ缶の汁(少量)で伸ばし、お好み焼きソースを入れてよく混ぜ合わせます。
【手順11】
平皿に(10)のソースを敷き、(8)、(9)の順にのせます。皿のまわりにラー油をひいたら出来上がりです。
◆電子レンジの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件によって異なりますので、ご使用の電子レンジの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください。
なんともかわいらしいレシピ名で出場してくれた藤城さん。このレシピ名にはワケがあるんです…。実は藤城さんの息子さんはとっても小食、そこで少量でも栄養がしっかりとれる料理をいつも心がけているそうです。しかし最近土の中に植わっている食材に興味を持ち始めたという息子さんに、それらを活かした料理を作ったところ、食べてくれるようになったんだそうです。今回挑戦してくれたコロッケの具材は、その名の通り、場所は違えどすべて土の中で育ったお友達♪衣もパン粉ではなく、土のもの「ごぼう」を使いました。これには審査員の先生方も「まさに奇想天外のコロッケ!」また、使用した具材については「山いものフワッとしたところにピーナツの食感があったり、さらにそとはパリパリ、よく考えたなぁ〜」とすっかり感心していました。残念ながら今回は一次予選敗退となりましたが、「お母さんの愛情から沢山の美味しいレシピが生まれているんだなぁ…」ということを改めて実感させてもらった一品でした!