山本 久美さん 神奈川県・レストランのキッチン・パート勤務
「鶏もち」
鶏肉と大根餅の見事なコラボ！パーティー料理にもピッタリです！！
鶏もも肉（300g 1枚）
塩こしょう（適量）
大根（皮をむいたもの 100g）
乾燥桜えび（10g）
つぼ漬け（20g）
梅干し（大さじ1）※塩分17%のもの
カリカリの小梅（10粒）
長ねぎの粗みじん切り（大さじ2）
白玉粉（50g）
片栗粉（50g）
油（適量）
〈タレ〉
しょう油（小さじ2）
酒（小さじ2）
柚こしょう（小さじ1/2）
とびっこ（適量）
大葉（3枚）
【手順1】
鶏もも肉の皮目に包丁の先で数カ所穴を開け、塩こしょうをします。厚さを均等にし、筋に切り込みを入れます。その上にラップをかけ、すりこ木などで四角くなるよう叩いて伸ばします。
【手順2】
まきすを丸めてラップで包む。これを芯にし（1）を巻き込みます。全体をたこ糸でしっかりと巻き、ラップで包みます。
【手順3】
蒸し器に（2）を入れ、強火で8分程蒸します。蒸し上がったらすぐにラップ、たこ糸、まきすをはずします。
【手順4】
大根をすりおろし、カリカリの小梅の種の周りを削ぐようにして加えます。
桜えび、つぼ漬け、たたいた梅干し、長ねぎ、白玉粉、片栗粉も加え、練り混ぜます。
【手順5】
（3）を1cm幅の輪切りにし、油をひいたフライパンに並べます。
【手順6】
（5）の中心の穴に（4）を詰め、強火にし、パチパチと音がしてきたら
蓋をして弱火で3分程、裏返して2分程焼いたら、強火で焼き色をつけて、
器に盛り付けます。
【手順7】
（6）のフライパンに〈タレ〉の材料を入れ、火を通します。
【手順8】
盛り付けた（6）の上に（7）のタレをかけ、とびっこ、千切りにした大葉を散らしたら出来上がりです。
中学校の教師をしていたという山本さん、料理の勉強をしたい…と退職し36才で調理師学校に通い始めたんだそうです。その後は料理コンテストでグランプリや大賞など数々受賞し、まさに実力派主婦！今回挑戦したレシピもオリジナリティー溢れる料理「鶏もち」。まきすを芯にしてクルクルっと鶏肉を巻いて蒸し、ちくわのようにしました。このアイディアには審査員の先生方も高く評価していましたね。さらにその中心に詰めた大根餅のタネに白玉粉を使ったことで食感はモッチモチ！お酒も進みそうなまさにパーティー料理にピッタリのレシピでした。残念ながら今回は一次予選敗退となってしまいましたが、山本さんのオリジナルレシピもっと見たいです。またぜひ挑戦してください！