松尾 絢子さん 埼玉県・料理教室講師
「自家製ツナのご馳走パンザネッラ~Hotチーズマスタードソース~」
自家製ツナのごちそうサラダ!温かいチーズソースかけて頂きます!!
マグロ(1冊)
タイム(6本)
ローリエ(1枚)
にんにく(1片)
オリーブオイル(適量)
ブロッコリー(1房)
トマト(1個)
アボカド(1個)
きゅうり(1本)
玉ねぎ(小1/2個)
ブロックベーコン(50g)
オリーブオイル(大さじ2)
レモン汁(大さじ1・1/2)
しょう油(小さじ1)
フランスパン(80g)※ソース用: 50g、具用: 30g
ピーナッツ(適量)
イタリアンパセリ(適量)
牛乳(300ml)
マスカルポーネチーズ(100g)
粒マスタード(大さじ1強)
塩(小さじ1/2)
【手順1】
マグロの冊の両面に塩を振ります。しばらく置いて余分な水分と臭みを取り除きます。
【手順2】
ピーナツは袋に入れ、麺棒などで砕き、フライパンで炒り取り出しておきます。玉ねぎはスライスし、水にさらします。ブロッコリーは小房に分け、塩を加えたお湯で2分30秒茹でざるにあけておきます。
【手順3】
きゅうりを麺棒で叩きます。手で折り一口大にします。トマト、アボガドも一口大に切り分けます。(2)のブロッコリー、水気を切った玉ねぎ、全てをボウルに入れます。
【手順4】
サラダドレッシングを作ります。ベーコンを切り分け、オリーブオイルと共に耐熱容器に入れます。蓋(ラップ)をし、2分程加熱します。粗熱がとれたらレモン汁、しょう油を加えて混ぜ合わせ、(3)のボウルにかけます。
【手順5】
自家製ツナを作ります。(1)のマグロの水分をキッチンペーパーで取り除き、鍋に入る大きさに切ります。小鍋にマグロ、タイム、皮をむき包丁で潰したにんにく、ローリエを入れます。オリーブオイルをヒタヒタに注ぎ、火にかけます。
【手順6】
(5)が温まってきたら弱火にし、ゆっくり火を入れていきます。マグロの表面が白くなってきたらひっくり返し、しばらく弱火で茹でます。7~8割火が通ったら火を消し、蓋をして余熱で火を通します。
【手順7】
Hotチーズマスタードソースを作ります。ソースに使うフランスパンの茶色い表面の部分をはがし、取っておきます。鍋に牛乳、フランスパンの白いところを入れ、パンを溶かすように潰しながら火にかけます。パンが溶けてきたらハンドミキサーでなめらかになるまで撹拌し、再び火にかけます。マスカルポーネチーズ、マスタード、塩を加え、沸騰寸前で火を止めます。
【手順8】
サラダを仕上げます。具に使うフランスパンをスライスし4等分にします。(7)で剥がしたパンと共にフライパンで(5)のツナのオイルを回しかけきつね色になるまでカリカリに焼きます。
【手順9】
(4)のボウルに(8)のフランスパンを加えます。(6)のツナについたオイルをキッチンペーパーで抑え、大きめに手で割り入れ混ぜ合わせます。器に盛り、
温めた(7)のソースをたっぷりかけます。
【手順10】
仕上げに(2)のピーナッツ、細かく切ったイタリアンパセリを散らしたら
出来上がりです。
温かいうちにスプーンで頂きます。
◆オーブン電子レンジの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件によって異なりますので、ご使用の電子レンジの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください。
一次予選ステージBを見事1位で通過したリベンジ組でもある松尾さん。前大会では審査員の神谷さんに「味がボヤけている」と言われ、残念ながら予選敗退。そして今回二次予選ではなんと!その神谷さんが審査員を務め、因縁の対決となりました。挑戦したレシピは「パンザネッラ」といって余ったパンなどを再利用して作る料理。これを松尾さん流にアレンジしました。そしてなんといってもこのレシピのポイントといえば自家製ツナ!松尾さん、この短い調理時間の中で通常缶詰で買う事が多い、ツナを手作りしたんです。大きめに割ったツナをサラダに加え、牛乳、パン、そしてチーズなどでコクを出して作ったソースを温かいままドレッシング代わりに。そしていざ試食、松尾さんが不安そうに見守る中……頂きました!神谷さんから「美味しい!」そして「ちゃんと味がハッキリしている!」と。その時の松尾さんのホッとした表情に「よかったですねー」とついスタッフも声をかけたくなりました。しかしながら惜しくも二次予選にて敗退となってしまいましたが、神谷さんへのリベンジ達成に胸を張り、これからも沢山のお料理を生み出してくださいね。