小山加織さん 東京都・和食飲食店経営
「土鍋で焼筍ご飯からすみ風味、揚げはんぺん真丈の椀、燻製の香で春定食」
フワフワの揚げ真丈！バターしょう油風味の香ばしいたけのこご飯！まさに春爛漫の定食です！！
たけのこ（小1本）
かつお節（40g）
昆布（30g〜40g）
※昆布粉末顆粒だしでも可
からすみ（適量）
バター（10g）
木の芽（少量）
米（2合）
たくあん（小1本）
桜チップ（適量）
はんぺん（1枚）
桜えび（50g）
新玉ねぎ（あらみじん切り）（1/5個）
とろろ昆布（適量）
薄口しょう油（適量）
塩（適量）
しょう油（適量）
上新粉（片栗粉でも可 適量）
揚げ油（適量）
●薬味
ねぎ（適量）
柚子（適量）
わさび（適量）
ごま（適量）
のり（適量）
【手順1】
水に昆布を入れ弱火で20分程火にかけます。沸騰したら差し水し、かつお節をたっぷり加え、沸いたら漉します。
【手順2】
米を研ぎ、水を切ります。
【手順3】
（1）のだし汁が冷めたら薄口しょう油、塩、小さじ1ずつ入れて炊飯器で炊きます。
【手順4】
たけのこを大きめの粗みじんにします。（1）のだし汁に漉したかつお節をざるに入れるか、さらしでしばり、出汁：薄口しょう油：みりんを8：１：1と一緒に炊きます。
【手順5】
フライパンにアルミホイルを敷き、網にたくあんをのせます。大さじ1/2〜1の水を張り、桜チップで薫製にします。
【手順6】
はんぺんを空気を抜くようにつぶし、桜えび、粗みじんにした新玉ねぎと混ぜ合わせます。
【手順7】
（1）のだし汁700ccに塩、薄口しょう油を小さじ1ずつ加えて温めます。
【手順8】
（6）に上新粉はたいて揚げます。椀に入れ、とろろ昆布、ねぎを飾り（7）を入れます。
【手順9】
スライスした（5）を器に盛り付けます。
【手順10】
（3）のご飯が炊けたら（4）を加え混ぜ合わせます。土鍋にバター、しょう油を入れ、火にかけてご飯を入れます。ご飯を焼きつけたら、スライスしたからすみ、木の芽を盛り付けたら出来上がりです。
お好みで（7）に茶葉を入れ、薬味をのせ、お茶漬けにして頂きます。
一次予選にて鯛の煮付けの新しい食べ方を披露し、審査員の舌を見事うならせ二次予選へと進出した小山さん。今回も驚きのアイデア料理で勝負に挑みました。お椀の揚げしんじょははんぺんを潰していとも簡単に作り、またふわふわの食感に。また炊飯器で炊いたたけのこご飯をバターとしょう油を溶かした土鍋に入れて焼き付け、香ばしいお焦げを作り出しました。仕上げにはお母さんから勝利を願って送られて来た「からすみ」を散らし、贅沢な一品に仕上げました。これには審査員の先生方もいうことなし！見事最終予選進出を勝ち取りました。おめでとうございます！！