小山加織さん 和食飲食店経営・東京都
「アジ干物の冷製お茄子ソースのパスタ」
なんと!アジの干物で冷製パスタ!!なすとキウイのソースで頂きます!
アジの干物(4枚)
米なす(大2個)
オリーブオイル(大さじ4)
にんにく(ひとかけ)
キウイ(1個)
パスタ(カッペリーニ 200g)
昆布(10cm角1枚)
白だし(表示の分量比で割ったもの 700g)
ゼラチン(同量の水に溶かしておく 10g)
いくら(適量)
芽ねぎ(適量)
ごま(少量)
フルーツトマト(お好みで)
塩(小さじ2)
こしょう(少量)
【手順1】
米なすを直火で焼き、皮をむきます。
【手順2】
(1)、オリーブオイル、キウイ、にんにくをミキサーにかけ、クリーム状になるまで3分程撹拌します。
【手順3】
ジュレを作ります。白だしに昆布を入れて沸かし、ゼラチンを溶かします。あとは氷、または冷蔵庫で冷やしておきます。
【手順4】
アジの干物にオリーブオイルを塗って焼き、身をほぐします。ほぐした身を(2)のパスタソースに混ぜ合わせます。また、トッピング用の身を別で取っておいてください。
【手順5】
パスタを表示の時間より1分長く茹でます。茹でたパスタは冷水で冷やし、キッチンペーパー等でよく水気を取ります。
【手順6】
(4)のパスタソースの味を確認し、塩で味を調えます。
※アジの干物の塩加減により塩などを調整してください。
【手順7】
(5)を(6)で和え、皿に盛り付けます。アジの干物、芽ねぎ、いくらを盛り、お好みでフルーツトマトを飾ります。冷やし固めたジュレ(3)をかけたら出来上がりです。
実家は魚の加工業を営んでおり、海辺の町であらゆる魚を食べて育った小山さん。魚料理は得意中の得意!ここまでの予選も魚料理を披露し、勝ち進んで来ました。そして今回アジの干物で冷製パスタを作る!となんとも斬新なアイデア。しかもこれだけでは終わりません。焼いた米なすをミキサーに入れ、そこへにんにく、そしてなんとキウイを入れてソースを作ったんです。独創的な発想に審査員も興味津々の様子。しかし、小山さんこの料理、練習で時間内に一度も作れたことがなかったんだそうです。時間との勝負がカギとなりました。
そして「出来ました!」とコール。しかし惜しくも1秒オーバー。時間を気にするあまり、アクセントの昆布だしジュレを忘れてしまい、また盛り付けも納得行かないものとなってしまいました。試食した審査員からは、「あと2分あったら倍以上おいしいものが出来たはず。」と。そして結果発表、小山さん惜しくも敗退となりました。ですが毎回斬新なアイデアを披露し、ライバル達から一目置かれていた小山さん。見事日本で第3位ですょ!