石畠由香里さん 富山県・保育所・調理師
「麸ぅ〜変わりな車麩」
お麩を2年間大研究して完成した自信作!
車麩(2回巻き・1本)
卵(2個)
豚バラ肉(薄切り・6枚)
干ししいたけ(2枚)
かにかま(6本)
いんげん(3本)
菜花(数本)
にんじん(いんげんくらいの太さにしたもの・数本)
ぬるま湯(60cc)
〈A〉
顆粒だし(4g)
みりん(大さじ1)
砂糖(小さじ1)
塩(小さじ1/2)
昆布茶(適量)
マヨネーズ(適量)
水溶き片栗粉(適量)
【手順1】
袋に車麩・干ししいたけ・〈A〉を入れ、ぬるま湯60ccを加えます。300wのレンジで約6分加熱します。
【手順2】
にんじん・いんげんを切っておきます。
【手順3】
1〜2分すぎたら(1)を取り出し、麩を3等分にし、内側に切り込みを入れます。レンジに戻し、さらに加熱します。
【手順4】
麩がもどったら軽くしぼって耐熱容器に入れ、かにかま・菜花・千切りにした干ししいたけを詰めていきます。袋の戻し汁80ccを卵の入ったボールに入れ溶きほぐし、塩小さじ1/2を加え、具材を詰めた車麩にかけていきます。
【手順5】
600wのレンジで約8分、様子を見ながら(卵汁が固まるまで)加熱します。
【手順6】
耐熱容器から取り出し、塩・こしょうした豚肉を巻き付け、フライパンに入れマヨネーズで焼きます。
【手順7】
戻し汁の残りを塩・昆布茶で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつけて餡を作ります。
【手順8】
(6)を皿に盛りつけ、周りに(2)のにんじんやいんげんを刺していきます。(7)を上からかけたら出来上がりです。
◆オーブン、電子レンジ、グリルなどの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件によって異なりますので、ご使用のものの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください。
富山県から参戦の石畠さんは、大会に出場するにあたり、なんと2年間じっくりレシピを練ってきてくださったそうです。食材が車麩と決まってからは、時間内に車麩へ味を染み込ませるため、試行錯誤を繰り返したとか。電子レンジを活用することでついに車麩の調理方法を開発できたそうですが、本番2時間前、会場の電子レンジに使いたかったワット数がなかったことが発覚!しかし石畠さんは土壇場である秘策を思い付きます。それは、「へら」を使うこと。2本のへらを包丁のストッパーにし、車麩に切り込みを入れて熱をとおりやすくすることで、電子レンジの出力不足を解消しました。ピンチも無事に乗り切り、車麩の新しい食べ方を提案したアイデアレシピは審査員に評価され、見事一次予選を突破!おめでとうございます!!