野口友美さん 神奈川県・管理栄養士
「2種類のお豆腐ボール」
乾物と鶏ひき肉がポイント!お手軽がんもどき!!
木綿豆腐(350g・1丁)
鶏むねひき肉(150g)
片栗粉(25g)
〈A〉
卵(1個)
山芋(3〜4cm・大2と1/2本分)
塩(1g)
砂糖(1つまみ)
酒(小さじ2)
しょう油(小さじ2)
ちりめんじゃこ(25g)
にんじん(2〜3cm)
枝豆(茹でたもの・14さや)
塩(少量)
〈B〉
大根(2cm)
ポン酢(小さじ1と1/2)
柚子こしょう(1g)
きりいか(10g)
ひじき(缶詰め・25g ※乾燥ひじきの場合は3〜4gを水で戻してから使って下さい)
たけのこ(25g)
〈C〉
スイートチリソース(大さじ1)
ケチャップ(大さじ1)
砂糖(大さじ1)
酢(大さじ1)
酒(大さじ1)
水(大さじ1)
片栗粉(小さじ1/2)
レモン(1/6〜1/8個)
芽ねぎまたはあさつき(適量)
揚げ油(適量
【手順1】
きりいかは粗く刻みます。にんじん、たけのこは粗みじん切りにします。レモンはくし型に切ります。大根と山芋はすりおろします。枝豆はさやから豆を取り出します。
【手順2】
ボウルに〈A〉を入れて混ぜておきます。
【手順3】
大きめのボウルにキッチンペーパーで軽く水気をしぼった豆腐を入れてつぶします。そこに片栗粉とひき肉を入れて混ぜ、(2)を加えてさらに混ぜます。
【手順4】
全体が混ざったらたねを2つに分け、片方にきりいか・ひじき・たけのこを入れて混ぜます。
【手順5】
180℃に熱した油にひじきのたねを9等分に丸めて入れ、きつね色になるまで揚げます。同様にちりめんじゃこのたねも9等分にしてきつね色になるまで揚げます。なお、ちりめんじゃこのたねは丸める際に枝豆を3粒ずつ入れます。
【手順6】
器にポン酢と柚子こしょうを入れて混ぜ、そこに軽く水気を切った大根おろしを加えて混ぜ合わせます。フライパンに〈C〉を入れて混ぜ、火にかけてフツフツとしてタレが透き通ってきたら火を止めます。
【手順7】
お皿にちりめんじゃこのボウルを盛り、大根おろしを添えます。もう1枚のお皿にひじきのボウルを盛り、チリソースをかけ、芽ねぎをのせてレモンを添えたら出来上がりです。
◆オーブン、電子レンジ、グリルなどの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件によって異なりますので、ご使用のものの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください。
ご主人と娘さんが見守るなか堂々と調理していた野口さん。今回は、自宅で作るにはちょっぴり面倒ながんもどきをとっても簡単に作れるアイデアを活かして挑みます。豆腐を水切りせずそのままボウルで崩し、色々な具材を加えて混ぜ合わせます。その具材の中でも、乾物や鶏ひき肉は、美味しく仕上げることはもちろん、豆腐の余分な水分を吸い取ってくれるそうです。だから豆腐の水切りをしなくてすむんですね。幼いお子さんの子育ての合間をぬって、試行錯誤を繰り返したアイデアレシピ。ベタベタしない、ふわふわっとした食感で審査員の先生方も大絶賛。見事最終予選進出!おめでとうございます!