日本一家庭料理がうまい女性決定戦!レシピの女王 超一流シェフ達があなたのレシピを審査

レシピ紹介

二次予選

寺居裕香さん 滋賀県・給食勤務

「トマ?(友)彦さん、ありがとう」

トマトソースがポイント!!斬新なそうめん料理!!

材料

そうめん(3束・150g)

●トマトソース
トマト(400g)
塩(10g)
砂糖(5g)
めんつゆ(仕上がったトマトソース、100gに対して10g加えて下さい)

●付け合わせ  
<A>
玉ねぎ(50g)
小麦粉(10g)
揚げ油(玉ねぎがつかるくらい)
塩(ひとつまみ)

<B>
卵(3個)
水(500g)
酢(30g)

<C>
ツナ(70g)
すりごま(3g)

<D>
トマト(100g)
黄パプリカ(50g)
きゅうり(50g)
塩(ひとつまみ)

ごま油(1g)

作り方

【手順1】
湯を2つわかします。ひとつは付け合わせ〈B〉の水500gと酢30gの湯、もう1つは野菜の湯むき用の湯です。

【手順2】
付け合わせ<B>の湯は、いったん沸かして弱火にし、静かな湯にします。ザルに生卵を割り入れて、余分な白身を取り除き、静かに湯の中にいれます。鍋底にくっつくので、スプーンでやさしく鍋底から外し、火が通るまで置いておきます。(この作業は、卵を割り入れて、すぐにおこなってください。)これで、ポーチドエッグができます。玉子がお好みの硬さになったら、氷水に落として冷やしておきます。(市販の温泉卵でも大丈夫です)

【手順3】
もう一方の湯で黄パプリカの種を取り除き、身が柔らかく、皮がむけるようになるまで火を入れ、あげて、温かいうちに皮をむきます。とても熱いので気をつけて下さい。(皮が気にならない方はそのままでも大丈夫です)トマトは沸いた状態で10秒ほど湯にくぐらせ、すぐに氷水に落として皮をむいて下さい。

【手順4】
(3)のトマトは横半分に包丁を入れ、種を取り除き、100gぐらいは付け合わせ<D>で使用するので残しておき、残りはあらく切ってトマトソース用とします。

【手順5】
鍋にトマトソース用のトマトを入れて塩を入れ、水分が出るまでゆすったり、混ぜたりして焦がさないようにして下さい。ある程度してくると、トマトから水分が出て、あくが出でくるので取り除き、トマトの甘みが足りなければ、砂糖で調整してください。

【手順6】
(5)の味がある程度ととのったらミキサーにかけ、ザルをかまし、取りきれなかった種をこします。すぐに氷にかませて冷やして下さい。冷めたらめんつゆを入れソースの出来上がりです。

【手順7】
ベビーリーフを水にさらしておきます。しゃきっとしたら水気を切り、付け合わせ<E>とします。

【手順8】
(3)の黄パプリカ、(4)で残したトマト、きゅうりは、1センチぐらいのサイコロ切りとし、きゅうりにだけはあらかじめ塩を少しふっておき、味を入れておきます。きゅうりに味が入ったら、3種をごま油、塩で味を調え、付け合わせ<D>とします。

【手順9】
ツナは油が多ければ少し捨て、すりゴマと合わせておき、付け合わせ<C>とします。

【手順10】
(2)のポーチドエッグを氷水からあげ、(たいへん割れやすいので注意です)付け合わせ<B>とします。

【手順11】
玉ねぎをスライスし、キッチンペーパーで水気を切り(この作業をしないと揚げたとき、真っ黒になってしまいます)ボウルにうつして小麦粉をまぶし、ひたひたの揚げ油で揚げていきます。弱い油でじっくり色がつくまで揚げていき、揚がったら塩をして、付け合わせ<A>とします。

【手順12】
そうめんをゆででいきます。湯に塩をいれて、規定通りに書かれた時間でゆで、氷水でしっかり洗い、(6)のトマトソースに入れてなじませます。

【手順13】
お皿に盛りつけます。今回は上から、付け合わせ<A~D>で盛りつけ、そうめん、付け合わせ<E>で盛りつけました。


◆オーブン、電子レンジ、グリルなどの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件によって異なりますので、ご使用のものの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください。

一次予選の後、めだたくご結婚された寺居さんが二次予選で披露した料理のタイトルは「トマ(友)彦さん、ありがとう」。ご主人のお名前・友彦さんからもじったものでした。しかしこのお料理は、まさにトマ彦さん、いやトマトがいてくれたからこそ誕生した一品。なんと、そうめんをトマトソースに絡めていただくという、和洋折衷の斬新なアイデアでした。東京にいた頃フランス料理店を出したくて磨いた手際の良さは、この二次予選でも健在。さらにアイデア、簡単さ、新しさも加わり、見事に最も過酷な第7組をトップで勝ち上がりました。勝利を告げられ、思わず笑顔がこぼれた寺居さんと対照的に、ご主人は驚きのあまり呆然としていた姿が印象的でした。最終予選もぜひ頑張ってください!

▲ページの先頭へ