野口 友美さん 神奈川県・管理栄養士
「鶏肉の具沢山スープ」
野口 友美さん 神奈川県・管理栄養士
鶏もも肉 大1枚(約350g~400g)
塩(適量)
こしょう(適量)
小麦粉(適量)
油(適量)
しょうが(1片)
セロリ(1/2本)
長ねぎ(1/3本)
しめじ(1株)
酒(50ml)
水(700ml)
鶏ガラスープの素(小さじ4)
顆粒昆布だし(4g)
あさり(250g)
パプリカ(1/4個)
オイスターソース(小さじ1)
塩(少量)
黒こしょう(少量)
ごま油(少量)
水菜(適量)
【手順1】
鶏もも肉は皮と余分な脂を取り、包丁の先で筋を切り1枚を16等分する。ポリ袋に肉を入れ、塩・こしょうを揉み込み、小麦粉を加えて全体に薄くまぶします。
【手順2】
フライパンに油を入れ、鶏肉と鶏皮を入れて強火にかけます。キツネ色になったら肉を返し、もう片面も色づくまで焼きます。
【手順3】
小鍋にお風呂よりも熱めのお湯(50℃位)を沸かします。ザルに置いたあさりをボウルに入れ、そこに50℃の湯を加え、最低5分以上はつけます。(あさりがきちんと隠れる程度に湯を入れます)
【手順4】
しょうがは千切り、セロリは薄切り、長ねぎは斜め薄切りにして(2)のフライパンに加えます。香りが出てきたら石づきをとってほぐしたしめじと酒を加えます。さらに水、鶏ガラスープの素、半量の昆布だしを加えて蓋をし、沸騰したらアクをとります。
【手順5】
あさりと1cm角に切ったパプリカを加え、ふたをして強火で煮ます。あさりの口が開いたら、鶏皮を取り出します。オイスターソース、残りの昆布だしを加え、塩で味を調えます。黒こしょうを加え、ごま油を回し入れて火を止めます。
【手順6】
鶏皮はキッチンペーパーで包み、お皿にのせて電子レンジ(600W)で1分10秒加熱します。キッチンペーパーから取り出し、細長く刻みお皿にのせ、キッチンペーパーを上にのせて再び電子レンジで40秒加熱します。余分な水分と脂が飛んでカリカリになるまで、10~20秒ずつ加熱していきます。カリカリになったらペーパーで再度脂を拭き取ったら小皿に移します。(1度に長い時間加熱すると鶏皮が焦げることがありますので、少しずつ様子を見ながら加熱して下さい)
【手順7】
(5)のスープを器によそい、2~3cm長さに切った水菜をのせます。(6)の鶏皮を添えて出来上がりです。
◆オーブン、電子レンジ、グリルなどの加熱時間は種類やワット数など、そのほか様々な条件に
よって異なりますので、ご使用のものの取り扱い説明書を必ず参考にしてください。また取り出す際には熱いので十分注意してください
ご家族3人の団結力でファイナルステージまで進出した野口さん。いつも笑顔を絶やさない野口さんですが、娘の穂乃果ちゃんとご主人の大介さんが居なくなると「不安で緊張します」と本音がポロリ。ご家族皆さんの応援、陰で支えてくれているご両親・ご友人の支えがあってこその野口さんの笑顔、明るさがあるのだと感じました。調理審査は、「自信がないけれど精一杯頑張る」「自分らしくできればイイ」と力強く宣言!審査員のシェフの方からは「やさしい味だった」と好評価。野口さんの人柄が、食べている人にも伝わる料理だったのではないでしょうか。惜しくも準々決勝敗退となりましたが、常にご家族のことを考えて作られる野口さんの料理には魅力がいっぱいで、あたたかさを感じました!これからも、ご家族の皆さんと笑顔で食卓を囲んで下さいね!