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第7話 2016/11/20

明辺(沢村一樹)たちは、いろは(中村アン)に依頼人の待つホテルへ連れて行かれる。依頼人は、いろはの高校時代の同級生・星子(菊地亜美)。市議会議員の彼女は「バーガー村」という市の施設の移転問題で収賄疑惑をかけられ、世間から注目される女性だった。
明辺たちの前で、自分が賄賂を受け取ったことを認める星子。彼女は、逮捕される前に高校時代に所属していたチアリーディング部「ラバーズ」のメンバー7人で会っておきたいという依頼をする。実は、いろはもラバーズの一員で、残りのメンバーは5人。早速、明辺たちは、その5人の女性に連絡して星子の願いを伝える。しかし、なぜか全員に断られてしまう。一方、いろはは、明辺たちと別行動を始め、連絡が取れなくなる。

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その後、ラバーズの元メンバーの一人・愛乃(藤井美菜)がオフィスを訪ねてくる。愛乃は、星子の願いを断った理由を明辺たちに語る。
愛乃によると、ラバーズのキャプテンを務める星子は優しくて友達思いで、責任感が強い少女だった。そして、高校時代のいろははクールな雰囲気はみじんもなく、度を越えた天真爛漫さでおかしな行動ばかりしていた。学校で浮いた存在だったいろはに星子が声をかけ、いろははラバーズに加入。ラバーズの7人はいつも一緒で、とても仲が良かった。しかしある日、星子が暴行事件を起こし、そのせいでラバーズの一人・香世子(村川絵梨)がケガを負った。それが原因で、ラバーズは大会に出られなくなった上に廃部。メンバー同士の絆も断たれてしまった。

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卒業後、香世子は、すし職人の修行を積み、現在は自分の店を持ったばかり。その店がある商店街は、バーガー村の移転にともない、市が立ち退きを要求していた。市側の担当者は、星子。バーガー村が商店街の敷地に移転すれば、香世子の店も潰されてしまう。愛乃は、なぜ星子が香世子を苦しめるようなことばかりするのか、疑問を抱いていた。
明辺たちは星子の願いをかなえるため、碧山(神尾佑)に星子の逮捕を遅らせてほしいと頼む。すると、碧山は「星子は逮捕されない」と言い出す。バーガー村の収賄疑惑には どうやら、裏があると考えられた。明辺たちは、真実を明らかにしようと調査を始めるが…。