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今日の挑戦者は絵本作家 中垣ゆたか。

22歳で、突然、原因不明の病にかかり、
動くこともままならない５年間を過ごす。
仕事や結婚など、人生の一番いい時期を
自分だけ無駄に過ごしてしまった。
それでも諦めなかった、中垣のRe-TRY。

身体を動かせるようになってきたのが、28歳。
人より遅れた人生だからこそ、誰よりも自分らしく生きよう。
小学校の頃から好きだった、絵を描くことを決意。
独学で独自の技法を探求した。
群衆…紙の隙間を埋めるように人を描く。
病気の間に5000本以上は観た映画の記憶を元に、
独特の構図で絵を仕上げていく。
絵本のデビュー作は、発売されるや、すぐに重版出来。
絵本作家としての確たる地位を築いた。

そして今。妻と娘を支える大黒柱としても、自分の人生を生きる。
家族を描く4コマを、毎日SNSにアップ。
病気に奪われてきた人生。
今は、自分で選んだ人生だから、凄く楽しい。
自分で描いた次のページへ、Re-TRY。