Story
#42
2021年1月22日(金)OA
手塚新理 (「浅草 飴細工アメシン」飴細工師)
今日の挑戦者は、飴細工師・手塚新理。
職場が合わず、花火師を辞めた。何もない状態で、不安しかなかった。
それでも諦めない、手塚のRe-TRY。
職人として生きる道を模索する中、蘇ったのは幼い頃の記憶。
父親に「飴細工職人、良いんじゃないの?」と言われたことを思い出した。
そこから実家に籠って試作の日々。90℃の飴を素手で触り、火傷を繰り返しながら独学で練習。
身につけた高い技術から生まれたのは、全く新しい、躍動感あふれる飴細工。
その美しさが評判になり、3年後には店をオープン。海外からイベント依頼が来るまでに。
そして今。飴細工を次世代へ繋ぐため、弟子の育成に取り組む。
守りたいなら、前進あるのみ。自分も進化し、バトンを未来へ繋げる。
今を超え、新たな伝統へ、Re-TRY。