用語 | 解説 |
---|---|
アクシデンタル オフサイド | ボールを持つ選手が前方の味方と接触し、チームが有利になる場合にとられる反則。 |
アドバンテージ | 反則をされてもプレーを続けた方が有利になるとレフリーが判断した場合プレーは続行される。 |
アーリーエンゲージ | スクラムで、レフリーのコールがかかるより前に相手とスクラムを組んでしまう反則。 |
アーリータックル | 相手がボールをつかむ前のタックルで、重度な反則となり、相手のペナルティキックとなる。 |
アーリープッシュ | ボールを投入する前にスクラムを押してしまう反則。 |
アンクルタップ | 相手の後方から足首を叩くなどして、相手をつまずかせようとするタックル。反則ではない。 |
アンストラクチャー | カウンターの場面など攻守の陣形が整っていない状態のこと。 |
イリーガルホイール | わざとスクラムを回す反則。相手のペナルティキックでリスタート。 |
インゴール | ゴールポストの後方にある、ラインに囲まれたエリア。攻撃側がここの地面に球をつけると、トライが認められる。 |
インテンショナルノックオン | 意図的にボールをはたき落とすなど、故意にボールを前に落として、相手のプレーを妨害する反則。 |
ウエストオブタイム | プレー開始を遅らせたり、故意に時間を浪費する反則。 |
HIA | 脳しんとうの疑いがあると判定された選手が一時ピッチを出て医師の診断を受けること。 |
オーバーザトップ | 密集で相手側に倒れこんで、密集からボールが出るのを妨害する反則。 |
オフサイド | 密集に横から参加したり、オフサイドラインを踏み越えてプレーしたりするなどの反則。 |
オブストラクション | ボールを持っていない選手が、相手のプレーを妨害してしまう反則。 |
オフロードパス | タックルなどで倒されながら出すパス。リスクはあるが、成功すればチャンスが広がる。 |
オールブラックス | W杯連覇を達成したニュージーランド代表の愛称。試合前に、先住民であるマオリの伝統舞踊「ハカ」を行う。 |
用語 | 解説 |
---|---|
ガットパス | 手渡しで腹部に押し込むように渡すパス。 |
ギャップ | ディフェンスラインにできた陣形の乱れ。 |
キャリーバック | 防御側が自陣のインゴールにボールを置くこと。相手側の5mスクラムでリスタート。 |
クイックスローイン | ラインアウトを待たずに、タッチラインから素早くボールを投げ入れること。 |
グラウンディング | 手または腕で持っているボールを地面につけること。 |
グラバーキック | ボールを地面に転がす短いキック。ディフェンスラインの裏をつくために使われることが多い。 |
クロス | 方向転換のためにボールを持った選手が交差して走る味方にパスする動き。「シザース」「スイッチ」とも言う。 |
ゲイン | ラン・スクラム・キックなどでボールを前に運び、陣地を取ること。 |
ゲインライン | 密集状態の中心を通る仮想の線。この線を越えることで次の攻撃のボール獲得が有利になる。 |
5mライン | ゴールラインまたはタッチラインから5mの位置に平行に引かれる線。 |
コラプシング | 故意にスクラムやモールを崩す、または崩れにつながるような危険なプレーをする反則。 |
コンバージョンキック | トライした後、攻撃側によって行われるプレースキック、ドロップキックのこと。成功すれば2点が与えられる。 |
用語 | 解説 |
---|---|
サードロー | スクラムの第3列の意味。フランカー、ナンバー8の3人を指す。バックローとも言う。 |
サンウルブズ | 2016年から世界最高峰のスーパーラグビーに参戦している日本のチーム。多くの日本代表選手が参加。 |
ジェイミー・ジョセフ | 日本代表ヘッドコーチ。NZ代表として95年W杯準優勝。日本代表としても99年W杯に出場した「日本を愛する情熱指揮官」。 |
シザース | 方向転換のためにボールを持った選手が交差して走る味方にパスする動き。「クロス」「スイッチ」とも言う。 |
シックスネーションズ | イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド・フランス・イタリアで争う国際大会。 |
ジャッカル | タックルされて倒れた相手のボールを拾い上げて奪うプレー。 |
シャローディフェンス | ディフェンスラインを浅めにとり、相手の攻撃に素早く対応するディフェンス。 |
ショルダーチャージ | 相手に腕を巻き付けず肩やひじから当たっていく反則。 |
シンビン | 危険なプレーや反則を繰り返した選手に与えられるペナルティ。10分間の一時的退場となる。 |
スイッチ | 方向転換のためにボールを持った選手が交差して走る味方にパスする動き。「クロス」「シザース」とも言う。 |
スクラムホイール | スクラムが90度以上回ってしまう反則で、相手ボールのスクラムとなる。 |
スタンピング | 横たわっている選手を故意に踏みつける反則。 |
スーパーラグビー | ニュージーランド・豪州・南アを中心に行われる世界最高峰のラグビーリーグ。2016年から日本のサンウルブズが参戦。 |
スマザータックル | 相手の上半身を抱え込むようにして倒すタックル。 |
スリークォーター・バックス | ウイング(11番・14番)とセンター(12番・13番)の4人のこと。 |
スローフォワード | 進行方向に対して、前方にボールを投げる反則。 |
スワーブ | 大きく外側に走って相手を抜く技術。 |
セカンドロー | 一般的にはロック(4番・5番)のこと。フォワードがスクラムを組む時の2列目の選手。 |
用語 | 解説 |
---|---|
退場 | 危険で重大な反則行為を行ったり、2度目の警告を受けるとレッドカードが出され退場となる。 |
タイトヘッドプロップ | プロップの3番のこと。スクラム時に両肩に相手の圧力を受けるのでこう呼ばれる。 |
ダイレクトタッチ | 自陣22mラインより前で蹴ったボールが、直接タッチラインの外に出ること。 |
タッチキック | ボールをタッチに出すことを狙って行うキック。 |
ターンオーバー | 防御側が攻撃側からボールを奪い、攻守が逆転すること。 |
TMO | 「テレビジョンマッチオフィシャル」。得点や危険なプレーに関わる時に行うビデオ判定のこと。 |
テストマッチ | 他競技とは異なり、ラグビーではフル代表同士の「真剣勝負」を意味し、国と国の誇りをかけた戦いとなる。 |
デンジャラスタックル | 地面に叩きつけたり、腕を首にかけたりするような危険なタックル。 |
デンジャラスプレー | 危険なプレーによる反則で、10分間退場のシンビンか退場が宣告されることもある。 |
10mバック | ペナルティを犯した際、ディフェンス側はそのポイントから10m以上下がらなければならないというルール。 |
10mライン | ハーフウェイラインから10mの位置に平行に引かれた線。 |
トライ | ボールを相手陣地のインゴールに置くことで、5点が与えられる。 |
ドライビングモール | モールを動かし、押し続けながら攻撃すること。 |
ドロップアウト | 攻撃側が持ち込んだボールを防御側がインゴールで押さえること。 |
ドロップキック | ボールを手から地面に落として、最初にはね返った瞬間に蹴るキック。キックオフなどで使用される。 |
ドロップゴール | ボールをワンバウンドさせて蹴ったボールが、ゴールポストの間を通過すれば3点が与えられる。 |
用語 | 解説 |
---|---|
22mライン | 自陣・敵陣のゴールラインから22mの位置にゴールラインに平行に引かれた線。 |
ニーリング | スクラムで故意にひざをつきスクラムを崩す反則。 |
認定トライ | 妨害や不正がなければトライができたと判定された場合に認められるトライ。ペナルティトライとも言う。 |
ネックロール | 密集で、相手の首から上にコンタクトして相手をどかしたり倒したりする反則。 |
ノックオン | ボールを前に落としてしまう反則。相手ボールのスクラムでリスタートする。 |
ノックオンオフサイド | ノックオンしたボールにオフサイドの位置にいた選手が、触ってしまう反則。 |
ノーサイド | 試合終了のこと。終了の笛と同時に敵味方がなくなるという意味。ラグビーの精神を表している。 |
ノット5m | ラインアウトでスローワーが5m以上投げ入れない反則。 |
ノットストレート | スクラム、ラインアウトでボールをまっすぐ投げ入れない反則。 |
ノット10m | キックオフが行われた時、ボールが10mラインに達しない反則。 |
ノット10mバック | ペナルティーキックなどで、反則を犯した側が10mの後退をしない反則。 |
ノットリリースザボール | タックルされた選手が、倒れてもボールを離さないで、ボールを抱え込む反則。 |
ノットロールアウェイ | タックルした選手がボールから離れず、次のプレーを妨害する反則。 |
ノーボールタックル | ボールを捕る前やパスした後などボールを持っていない選手にタックルする反則。 |
用語 | 解説 |
---|---|
ハイタックル | 肩の線よりも高い位置に行う危険なタックル。重度な反則となり相手のペナルティキックとなる。 |
ハイパント | 前方に高く蹴り上げる滞空時間の長いキック。 |
パイルアップ | モールやラックからボールが出ない状態。スクラムでリスタートされる。 |
バージング | ラインアウトにおいて相手プレーヤーを押したり、引っ張ったりする反則。 |
パスダミー | パスを行うとみせかけてパスを出さずに突破をはかること。 |
長谷川 慎 | 「スクラム番長」の異名をとる元日本代表プロップ。99年、03年とワールドカップ2大会に出場。日本代表のスクラムコーチを務める。 |
バックス | フォワード以外の選手の総称で、9番から15番までの選手のこと。ボールを前に進め、得点につなげるのが主な役割。足の速さ、パスやキックなどのテクニックが求められる。 |
バックスリー | 両ウイング(11番・14番)、フルバック(15番)の3人のこと。 |
バックロー | スクラムの最後列にいるフランカー(6番・7番)とナンバー8の3人。サードローとも言う。 |
ハーフ団 | スクラムハーフ(9番)・スタンドオフ(10番)のこと。ハーフバック団、ハーフバックスとも言う。 |
ハンド | ラックの中にあるボールを手を使ってラックの外に出す反則。 |
ハンドオフ | ボールを持った選手が、タックルしようとする相手選手を、手で突き離してタックルを防ぐこと。 |
フェアキャッチ | 自陣22mラインより後ろで「マーク」と言い、キックを捕球することでプレーを止められる。 |
フェーズ | 攻撃した回数のこと。「フェーズを重ねる」とは、攻撃が連続し、ボールを保持し続けること。 |
フォワード | バックス以外の選手の総称で、1番から8番までの選手のこと。スクラムやラインアウトを行い、相手と激しくボールを奪い合うため、体格とパワーが求められる。 |
フットアップ | スクラムにボールが入る前にフッカーが足を上げてしまう反則。 |
フライハーフ | スタンドオフ(10番)のこと。海外ではより一般的な呼称。 |
ブレイクダウン | タックルの後などにできる密集状態でのボール争奪戦のこと。 |
フロントロー | フォワードでスクラムを組む最前列の3人のこと。プロップ(1番・3番)とフッカー(2番)。 |
ペナルティーゴール | 重大な反則を受けた側に与えられるキック。成功すれば3点が入る。 |
ペナルティートライ | 妨害や不正がなければトライができたと判定された場合に認められるトライ。認定トライとも言う。 |
ヘルドインゴール | 選手がボールを持ったままインゴールで相手に捕まり、ボールを置けない状態。 |
ボックスキック | 相手チームのスクラムやラック、モールの後方に高く上げるパントキックのこと。 |
ホームユニオン | ラグビー発祥の英国4協会、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの総称。 |
ホールディング | タックルした選手が、倒した選手を離さずに掴みつづけて妨害する反則。 |
用語 | 解説 |
---|---|
マーク | 22mラインより内側で「マーク」と叫びながらキックをキャッチすればフェアキャッチとなり、プレーを止められる。 |
モール | ボールを持った選手の周りに、両チームの選手がそれぞれ1名以上、立ったまま身体を密着させている状態。 |
モール・アンプレアブル | ボールがモールから出ないと審判が判断しプレーを止めること。相手のスクラムから再開。 |
用語 | 解説 |
---|---|
ライイングオンザボール | ボールの上に横たわり、覆い被さったままプレーの進行を妨げる反則。 |
ラインアウト | タッチラインからボールが出た後の試合再開のプレー。双方最低2名ずつがボールを取り合う。 |
ライン攻撃 | 主にバックスがパスを中心に行う攻撃。前へのパスは反則なので、斜め後方に選手がラインを形成する。 |
ラック | 地面にあるボールの周りに、組み合った選手が密集している状態。 |
ラック・アンプレアブル | ボールがラックから出ないと審判が判断しプレーを止めること。優勢な側のスクラムから再開。 |
リターンザボール | スクラムやラックの状態から出されたボールをもう1度その中に戻す反則。 |
ルースヘッドプロップ | スクラムの時、フロントローの左側を組むプロップの1番。両肩を組むタイトヘッド・プロップ(3番)に対し、右肩だけ組む1番はこう呼ばれる。 |
ループ | バックスの攻撃で、自分がパスした選手の外側にまわり、味方を一人余らせるようにするプレー。 |