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「同期のサクラ」ついに最終回!副社長・黒川(椎名桔平)は敵か味方か?

2019.12.15 公開

日本テレビ系 毎週水曜よる10時〜放送中のドラマ「同期のサクラ」は、ついに12月18日に最終話を迎える。

先週放送された第9話のラストシーンでは、突如サクラ(高畑充希)に対して、「俺の下で働かないか、北野?」と、サクラを花村建設に呼び戻した椎名桔平演じる黒川森雄。初回から第6話までは花村建設の人事部長だったが、第7話では常務、第8話では専務、そしてついに副社長まで昇りつめている。人事部長時代、黒川はのらりくらりと雑務をこなしながらも、デスクで「もしドラ」などその時代のベストセラーを常に読んでいるイメージが強かった。

しかしこれまでのサクラの人生は、常に黒川に振り回されてきた。サクラを花村建設に採用したのも、土木志望にも関わらず人事に配属したのも、社史編纂室に異動させたのも、子会社に出向させたのも、解雇したのも、また再雇用したのも黒川。サクラの会社人生のすべてのポイントに必ず、黒川が現れてきた。

最終話では、会社の未来に危機感を抱いていた黒川は、サクラに「新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだ」と話し、復職したばかりのサクラを新規プロジェクトのリーダーに任命する。黒川は今までの彼女の失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく「力がないからだ」と教える。

新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、橋のデザインと安全面に関する“忖度なし”の真っすぐな意見を述べて、早速重役たちの不信感を買う。しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わる。

サクラは、“力”を持っていれば今まで無下にされて来た「正しい意見」がきちんと通せることを目の当たりにする。さらに黒川が組織の問題点を指摘し、サクラは、自分が自分らしくあるためには力を持つしかない、と徐々に黒川に感化されていく。

社会人として生きていくうえで、一番大事なものは果たして何なのか。それは権力なのか?「力」を与えられたサクラが一番最後にたどり着いた答えとは...。

働くうえで、一番大事なモノ。ドラマを視聴しながらも、一緒に考えてほしいテーマだ。黒川がサクラを呼び戻した理由も、最終話の中で明らかに。そして、いよいよサクラと同期たちの激動の10年が完結する。

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