最も心筋梗塞を起こしやすい血管はどれでしょう?
答えはA.25%詰まっている血管です。
厚生労働省のデータによると、心筋梗塞を起こした人の血管がどれくらい詰まっていたかというと25%の詰まりだった人が6割でした。
25%のちょっとした詰まりに傷がつくと、すぐに血小板がやってきてすぐに血管を塞いでしまいます。突然血管が塞がれるので心筋梗塞が起こるのです。
90%まで詰まった血管は、運動したりすると苦しくなる狭心症の症状は引き起こしますが、ほかの血管が助けてくれたり、酸素不足に心臓の筋肉が耐えられるようになっていますから、心筋梗塞に関して言えば25%の詰まりの普段何もない血管が起こりやすいのです。