日本はアレルギー大国!
アレルギーの驚きのしくみとは!?
私たちの体の中には、外から入ってきた細菌や寄生虫、ウィルス等を退治する細胞があります。
ところが生活環境の変化で、外部の細菌やウィルスが減ってしまいました。そのため今まで体内でそれらを退治していた細胞が、果たすべき役割をなくしてしまいました。そこへ花粉のような、以前は何も起こらなかった本来害のないものが体内に入ってきた時に、過剰に体が反応して退治しようとしてしまいます。そしてそうすることでその細胞から化学物質が生まれ、私たち自身を傷つけてしまうのです。
1970年代から日本人の生活環境が急激に変化してきました。道路はアスファルトで舗装され、トイレは水洗になり、抗生物質というのがたくさん登場して、乳児の死亡率が世界一低くなりました。現在では、そのような事が原因で、体内の暇になった細胞がアレルギーを起こすと考えられています。