タッチブレイン術
なぞり字
百人一首を読んだだけのときと、なぞり書きしたときの脳の血流量を比較したところ、なぞり書きの方が血流量が増加しました。
これは、脳の中の見るための後頭葉、工夫する前頭前野、書くための運動野にわたって、非常に脳の広い場所を使うことになるためです。
家庭では、新聞の記事をなぞることでタッチブレインができます。初めは大きい字からなぞり、だんだん小さな字をなぞるようにすると良いでしょう。大事なのは、ちゃんと意味を考えながらなぞるということです。漢字・ひらがな・カタカナ、それぞれ脳を刺激する場所が違います。きちんと頭を使いながら書くようにしましょう。