今回のホニャララ授業復習コーナー

おにぎりの握り方
おにぎりの握り方で、発生する細菌の数がかなり変わってきます。

素手で握るのとラップに包んで握るのでは、発生する細菌の数が違います。1年の室温の平均気温・約25℃の環境でおにぎりを保存し、12時間後になると、ラップのおにぎりは細菌が10個以下なのに対して素手のおにぎりは1500個ほどになっています。1500個ほどの細菌なら食べても支障はありませんが、夏などはここから急速に細菌の数が増えるので、どちらにしろ12時間以内には食べた方がいいでしょう。

また昔はよく塩を手につけておにぎりを握っていました。塩には殺菌効果があったからです。しかし最近では、減塩ブームで塩をつけずに握る方も多くなっていると思います。
さらに、ごはんは少しでも冷やしてから握った方が蒸気が少なくなり、菌の数も増えにくくなります。
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