河合 敦先生 第三巻 教科書に載せたい新歴史! 大奥ではお正月に裸踊りをしていた!
毎年お正月に大奥で行われる、 新人が裸で踊る娯楽行事「新参舞」の 本当の目的とは何でしょう?
正解は…身体検査
幕府では当時、刺青を禁止していましたのでそれをチェックする意味でも 新参舞をやったと言われています。
江戸時代、庶民がお正月に食べていた七草粥。 それで余った七草を水につけて、 体のある部分のお手入れに使っていました。 それはどの部分でしょう?
正解は…爪のお手入れ
これは大奥でも行われていました。
江戸時代、たくさんの行商人が江戸を訪れました。 彼らが売っていた縁起のいいお守り、 実際なかったのは次のうちどれでしょう?
A.縁結びのラブレター B.良い夢を見られる七福神の絵 C.力士の手形番付
実際なかったのは、C.力士の手形番付
縁結びのラブレターは、実際ありました。懸想文売りという者がいて、恋文が書かれた紙を売っていました。その後に商売繁盛だとか健康に効果のあるものが出てきました。
良い夢を見られる七福神の絵も実際売られていました。 七福神は、室町時代に爆発的にブームになっています。
江戸時代、本当に流行したのはどれでしょう?
A.ウサギをペットにする B.武士向けの出世ハウツー本
正解は…B.武士向けの出世ハウツー本
「武道初心集」という本がありました。 その中には武士の処世術が書かれています。 「盛り場で喧嘩をしても藩の名前を出すな」 「奥さんとは喧嘩をしないで我慢しろ」 「八方美人になるな」 「友達を選べ」 など
ウサギは、明治5年に爆発的にブームになりました。