教科書に載せたい新歴史 信長も吉宗もエコの達人だった!
この奈良時代の食べ物は何のルーツ?
正解は…寿司のルーツ
このドロドロしているのはご飯です。奈良時代には冷蔵庫はもちろんありませんから、ご飯の中にお魚を入れて乳酸発酵させて保存していました。ご飯は食べず、ぬか床のようなものです。長いときには3年ほど置いていたようです。
室町時代くらいになってご飯も一緒に食べるようになり、やがて江戸時代にご飯を待ちきれないので酢飯で食べるという、にぎり寿司に発達したようです。
正解は…チーズのルーツ
これは「蘇」という食品で、日本最古のチーズとも言われています。奈良の貴族たちは牛乳を飲んでいたのですが、牛乳を特殊な方法で煮詰めたものです。
織田信長の安土城にあったエコシステムとは?
正解は…排水をリサイクルする浄化システム
安土城の近くに水溜を作って排水が流れ込むようにして、下には杉の葉や竹の枝を敷いておきます。 すると、泥や不純なものがそこへ吸い付きます。 上の比較的きれいな部分を洗濯物などに使用していたようです。
徳川吉宗の行いがキッカケとなった日本初のあるものとは?
正解は… 桜を植えた所が日本初の公園になった
徳川吉宗は庶民のために隅田川や飛鳥山に数千本の桜の木を植えました。それ以来、現代のお花見のスタイルが定着しました。
飛鳥山は明治六年、政府によって日本最初の公園として指定されました。