お札を見ればニュースが分かる! 日本のお金は一日いくら造られている?
お札が破れたり燃えてしまったら一体どうなる?
日本の紙幣の場合面積の2/3以上が残っていれば、 同額と交換してもらえます。
もし燃えてしまった場合でも、 お札と確認できれば面積に含まれます。
旧1000円札の夏目漱石。 肖像画のネクタイが黒いのは何故?
正解は… 明治天皇の喪に服していたときの 写真を使用したため
ちなみに、旧5000円札の新渡戸稲造のネクタイが白いのは… 結婚式で撮影された写真を肖像画に使用したからでした!
インドの紙幣100ルピー札に隠された秘密とは?
人口10億以上のインドでは様々な言語が使われています。 そのため、お札の裏面には15の言語で金額が書かれて いるのです。まさに多民族国家ならではの紙幣です。
紙幣は独立行政法人「国立印刷局」が製造し、 日本銀行が発行しています。 では100円玉はどこが製造しているでしょうか?
正解は… 100円玉は大阪の「造幣局」が製造しています。
お札と違い、発行は日本銀行ではありません。 日本国、つまり「政府」が発行しているのです。 何故かというと、国全体の経済を見る上で、中央銀行と言われる日本銀行がお札を出して、国全体のお金の流れをコントロールしています。硬貨は「お札だけでは不便であるから」と言う理由で造られた補助貨幣であるため、政府が発行しているのです。
日本では一日にお金がいくら造られているでしょうか?
正解は…1日に約428億円。
年間ですと約15兆6200億円です。 これが日本銀行に運ばれそこから出て行きます。 その分、傷んだり壊れたりしたものは回収されます。
硬貨はもう一度溶かして再利用。 紙幣もドロドロに溶かしたり細かく切って再利用します
世界で一番色々な国に使われている肖像画は誰の肖像画でしょう?
正解は…英国のエリザベス女王です。
現在、エリザベス女王を国家元首とする16の国と地域で この肖像画が入ったお札が使われています。
ちなみに女王の年齢と共にお札の肖像画も歳を重ねていきます。