人間の体は寒くなると手足の表面の血管を細めます。血液の流れを減らして温かい血液をできるだけ内臓に集めようとするのですが、体質的な問題、ストレス、不規則な生活などが原因で体温のコントロールが上手くできなくなると、寒くても血管が開いて熱が逃げてしまいます。
すると、体の中心部の温度が冷えて、内臓型冷え性になってしまいます。内臓が冷えると体にガスが溜まったり、便秘、下痢の原因にもなります。膀胱が冷えると細菌が繁殖しやすく膀胱炎になる危険性もあります。また、風邪を引きやすくなり、治りにくくなったりします。