ノミを使って削り、機械にはない深みを出していき、
削り方を変えることで1本1本に個性を持たせています。
ボディの部分は木の目にあわせて小さなカンナで削っていくので、
この削りは機械にはできません。
ボディを叩いて反響音を聴きながら削り進めていきます。
ボディにネックを取り付ける作業は、
少しでも隙間ができると中心がずれて美しい音色が出なくなります。
ひとつひとつの木の特徴をつかんでピッタリ合うまで数ミクロンずつ削っていきます。
また、塗装ではその日の温度・湿度によって塗装の量を微妙に変えるそうです。