カタツムリの殻の表面には細かい溝があり、常に水の膜が張っています。この水の膜に油やゴミが浮き、殻に汚れがつかないようになっています。
この作りを元に開発された壁があります。空気中の水分を吸着しやすい物質を表面に塗ることで、常に水の膜が張っている状態になっています。
壁に汚れをつけて比較すると、普通の壁は溝に汚れが残ってしまうのに対して、カタツムリの殻の構造の壁は水の膜が張った状態のため、水を吹きかけるだけで汚れが落ちます。
また、カタツムリのネバネバは美容成分のコラーゲン、スチンを含まれているため、このネバネバを成分にしたコスメが商品化されています。