教科書ビフォーアフター あなたが習った常識はもう古い!?
算数の教科書ビフォーアフター
昭和33年の小学6年生の算数の教科書では、 普段の生活の中から算数の要素を探して、そこから学習しようという考え方があった。 そのため、生活感を出すのに長い文章になっていました。
そして現在使われている小学4年生の算数の教科書では、 実用性に重点を置くということで、 日常生活で使う事のある電卓を使って解いていい問題があります。
「My name is Teppei Arita.」はもう古い?
現在の教科書では、自分の名前を自己紹介する時に 「I’m Arita Teppei.」 と教えています。名前の部分も姓名の順で、自分の国での言い方を尊重しています。
英語の筆記体は、もともと英語圏の人が署名をする時に使っていたもので、 それを明治時代の日本人が手書きの文字として定着させてしまった日本独自のものです。また、パソコンの普及も重なり筆記体は消えつつあります。
国語の教科書にプレゼンテーションの仕方が載っている。
思春期には自分から発言をしない生徒が目立ちます。 これは、コミュニケーションの仕方がわからないという事も背景にあると言われています。そんな生徒に自分の思いやメッセージを伝える力をつけて欲しいという思いからプレゼンテーションの授業が用意されるようになりました。
江戸幕府がキリスト教徒を見つける為に この板を踏ませる行為をホニャララと言う
正解は…絵踏(えぶみ)
以前は踏み絵と読んでいたのですが、 現在ではキリスト教徒を見つけるために踏ませた絵は「踏み絵」 絵を踏ませる行為は「絵踏」と使い分けています。