このバッグの原料は、捨てられたゴミ袋です。
1つのバッグを作るのにおよそ60枚のゴミ袋が使われています。
インドでは、捨てられたゴミ袋が社会問題になっています。
ゴミ袋が排水溝に詰まり、不衛生な水がマラリアなどの原因になっています。
デリーではビニール袋の使用禁止令が出た程です。
このラグバッグを作るためにラグピッカーという人たちがゴミ袋を集め、
集まったゴミ袋を洗浄し何重にも重ねて熱で圧着し、シートを作ります。
そしてそのシートを裁断して縫い合わせてバッグが出来上がります。
ラグバッグはゴミ問題を解決し、雇用も生み出しました。