江戸時代のかわら版は、
中期くらいになると娯楽性の高いものが増え、人気を集めていました。
その1つが馬鹿と利口のランキング。
相撲の番付に見立てて楽しんでいました。
ちなみにこの時の利口のランキング1位は寝ていても工夫する職人で、
馬鹿のランキング1位は良い悪いがわからない人でした。
人気職人ランキング
1位:家大工 2位:壁塗り左官 3位:船大工
普通の職人さんは1日約200文(現在の約2000円)の手間賃だったのに対して、
大工さんは1日約500文(約5000円)の手間賃がもらえました。
※江戸時代中期の貨幣価値で換算