全世界の海賊による襲撃件数445件、その92%がソマリア沖で発生しています。
海賊は乗員を人質にとって船主や保険会社に莫大な身代金を要求します。
以前は要求されるがままに身代金を支払っていたんですが、最近は元CIAや
元MI6の情報員をスタッフに雇って交渉させてたり、海軍が護衛しています。
海賊は実入りが多くても危険なビジネスです。
これも元々は、ソマリア沖に外国船が来て、
産業廃棄物やゴミを大量に不法投棄したことが原因です。
海を汚され自分たちの職を失ったソマリアの漁師たちが、
自分たちの海を守るために外国船を襲ったのが始まりでした。
手軽に金が入るためにビジネスになってしまったのです。