ひったくりが約40%も増加 危険な夏から身を守る最新防犯テクニック
ひったくりから荷物を守る前かごカバー
ひったくり件数が34年連続でワースト1だった大阪府は、自転車の前かごカバーを130万個以上無料で配布しました。すると、ひったくりが約72%減りました。
自転車のひったくりの90%以上は、自転車の前カゴに無防備に荷物を置いていた際のものです。 カバーが無い時は新聞紙や雑誌を荷物の上に置くだけで、注意しているということをアピールできるのでひったくり犯が警戒することになり抑止効果があります。
夜道を歩く時の防犯テクニックとは?
ひったくり犯は、自転車やバイクに乗り、バッグを奪って逃げていくことが多いため、できるだけ建物側に荷物を持つ方がいいでしょう。また、トートバッグを持つ場合、スカーフなどで中身を見えなくするのがいいでしょう。
そして、大きな通りから小さな路地に曲がる時には注意を払わなければいけません。人が多いところにひったくり犯が紛れ込んでいて人が少なくなったところを狙われます。曲がる時には注意を払っているという意思表示を見せることで狙われにくくなります。
ひったくりが起きる時間と場所を検証!
午前中はひったくりの起こる件数は少なく、帰宅時間を過ぎると急増してきます。 また、多い場所は駅周辺や都心を離れた東部地域、 東京23区で最も多いのは江戸川区です。
江戸川区は、細かい路地が多く、 ひったくりにとって狙いやすく逃げやすい場所が多かったり、 住民の平均年齢が41歳と若く、従来の地域のコミュニケーションが 薄くなりがちな地域であることがあげられます。