体調不良は自律神経バランスの乱れが原因!? すぐにできる副交感神経のマル秘トレーニング!
季節の変わり目は体調が崩れやすい?
自律神経は1年の中で変動しています。 夏の終わりから秋口にかけては、副交感神経が減ってきます。副交感神経が減ってくると、体外から侵入した病原菌を退治してくれるリンパ球の活動力が落ちてきます。 それによって風邪を引きやすくなってしまうのです。
逆に春から夏にかけては副交感神経が高くなります。 副交感神経というのは、車のブレーキのような働きがあります。ブレーキが上がりすぎるとやる気がなくなってしまい、 五月病など気持ちがふさぎ込むような症状が出ることになります。
副交感神経機能の低下が便秘も引き起こす
正常な腸は、副交感神経が働いて初めて収縮します。 そのため、副交感神経が落ちてしまうと腸は動きを止めてしまい、 便が溜まることになります。それによって腸内環境が悪くなります。
その影響で口臭がキツくなったり、吹き出物、肌荒れを引き起こします。 腸で吸収される血液が汚い血液になってしまい全身を回るためです。
副交感神経機能の低下が脳や心臓に大ダメージ
副交感神経が上手く働いてくれないと血管が収縮してしまいます。
副交感神経というのは血管を広げてくれます。 副交感神経が低下すると、交感神経が過剰に働いて血管が収縮してしまいます。 収縮した血管では、血管が狭いことで赤血球が血管の壁を傷つけます。 傷ができるとそこに血栓ができ、脳梗塞を引き起こします。
副交感神経の働きを上げるマル秘トレーニング
まず、簡単で重要なのはコップ一杯の水です。 水を飲むことによって胃に水が流れ、大腸を刺激します。 それが副交感神経を活性化することになります。
また、呼吸は副交感神経に非常に関係しています。 ヨガなどの呼吸をすると副交感神経が上がって血流量が上がるというデータがあります。日常ストレスを感じていれば血流量は下がったままです。