知れば世界を見る目が変わる! 国民性統計学“ローカリゼーションマップ”
ベトナムで売られているガムは 日本のものと何が違う?
正解は…個別包装
ベトナムをはじめとする東南アジアの国は日本に比べて湿気が多く、食べる直前まで湿気から守るためにガムは個別に包装されています。
※海外限定で発売されている商品です
中国では家電はホニャララが当たり前
正解は…赤色
中国では赤い色が縁起の良い色として好まれていて、炊飯器、掃除機、冷蔵庫など、どんな家電にも赤色が存在します。日本ではあまり見かけませんが、日本のメーカーも中国市場向けに赤い色の家電を販売しています。
香港で売られている炊飯器には 日本にはない機能がついている
正解は…スチーマー(蒸し)機能
付属品を入れることでスチーマーとして使用できます。 しかもご飯を炊きながらシュウマイなどを一緒に作ることができます。
また、同じ機能がある炊飯器でも販売する国によってパッケージを変え、ローカリゼーションが行われています。 香港では飲茶、アメリカではサーモン、台湾では野菜を蒸している写真を使われています。
※海外向けの商品の為、日本では使えません
フランス人はご飯にホニャララをかけて食べる
正解は…しょうゆ
大手醤油メーカーのキッコーマンから海外限定の スクレソースという商品も販売されています。 販売のきっかけは、キッコーマンの方がフランスのレストランで醤油に甘みを加えたオリジナルソースを見かけたことだそうです。
ヨーロッパでは ホニャララが多い冷蔵庫は好まれない
正解は…ドア
ヨーロッパでは冷蔵庫のドアは2枚という昔からの常識が根付いているため、ドアの多い冷蔵庫は冗談のように見えるそうです。また、ヨーロッパでは洗濯機をキッチンカウンターの下に置く文化があるので、日本で大ヒットした斜めドラム洗濯機は、キッチンの下に収納できないため売れなかったようです。
冷蔵庫のローカリゼーション
インドは国民の36%がベジタリアンです。 そのため、野菜を長期間新鮮に保存したいというニーズが多く、ビタミンの減少を防ぐ効果のあるLEDライトのビタミンセーフ機能のあるものが人気です。
中国ではキッチンの中に冷蔵庫を置くスペースが元々計画されていないため、全体の40%近くの家庭がリビングやダイニングに冷蔵庫を設置しています。 また卵を入れるスペースは日本のものより大きく、化粧品を冷蔵庫に収納するという習慣があるのでドアポケットに化粧品収納ボックスが用意されています。